2019年度JAAGA総会が5月13日(月)、グランドヒル市ヶ谷において開催された。引き続く講演会懇親会には賛助会員の他、空自隊員及び米軍人等の招待者も加わり整斉と一連の行事が実施された。 

【 総 会 】
 JAAGA総会は15時から16時15分までの予定で開催された。福井副理事長の全般進行により開始され、先ず審議に先立ち、平成30年度にご逝去された2名の会員、故阿部博男氏(6月9日亡)及び故若江東美男氏(8月27日亡)の御冥福を祈り、全員で黙祷を捧げた。続いて、岩ア茂会長の挨拶があり、参加会員に対し、2018年度もほぼ計画通りに事業が進捗した旨を報告すると共に、「JAAGAのメンバーは正会員261名に加え、個人賛助会員及び法人会員を加えようやく400名を確保しているが、まだまだ小さな会である。しかしながら小さいが故に血の通った運営ができていると考える。本日は、2018年度の事業報告及び2019年度の事業計画等について審議していただくが、参加会員の皆様の忌憚のないご意見を頂きたい」との挨拶があった。
 福井副理事長から、本総会は、正会員総数(2019.5.13現在)259名の内、本総会出席者68名、委任状提出者151名の計219名をもって会則の規定により総会の成立要件を満たす旨の報告があり、議案審議、報告事項の順に審議等が進められた。
 議案審議は、岩ア会長が議長を務め、第1号議案(平成30年度事業報告)、第2号議案(平成30年度決算報告)、第3号議案(2019年度事業計画(案))、第4号議案(2019年度予算(案))及び第5号議案(2019年度役員の選任(案))の5つの議案について、担当理事による説明の後質疑応答が行われた。第1号議案については米軍基地研修の参加会員の現状、第2号議案については入会活動費の内容、第3号議案については中止事業(三沢基地所属米軍人及びその家族に対するねぶた祭り支援、大学生等の米空軍基地研修支援)や今後の新たな事業への取り組み姿勢、会員への入会手続き、会員の拡充策等について活発な質疑応答や提案が行われた。第4号議案以降の質問等は無く、第5号議案の新会長(齋藤治和氏)、新副会長(石野次男氏、福井正明氏)及び新監事(日吉章夫氏)の各役員の選任を経て全ての議案の審議が終了し、何れの議案も提案通り承認された。
 最後に報告事項として、石野理事長から役員会で選任された新理事が報告され、総会の議事をすべて終了した。総会の締め括りとして、役員の新任者(会長、副会長、監事、理事)、全役員の所掌分担、三沢及び沖縄支部長・事務局長、役員の退任者、顧問の委嘱者・退任者が紹介され、出席者全員から温かい拍手が送られた。総会は、定刻を約5分ほど超過し、16時20分に終了した。     (早坂理事記)

 

令和元年度(平成31年) JAAGA総会開催