平成15年7月8日、横田基地司令マーク E..スターンズ准将の後任に、米国アーカンソー州のリトルロック基地からマークO.シスラー大佐が着任しました。着任行事として、同日午前、指揮官交代式が第5空軍司令官ワスコー中将の統裁の下に基地格納庫において第374空輸航空団の兵員を前に、多くの関係招待者、家族の見守る中、粛々と執り行われた。JAAGAからは伊藤副会長他2名の理事が出席しました。交代式は軍楽隊の演奏の下、新旧基地司令と第5空軍司令官が登壇、日米両国の国旗・軍旗の入場、両国の国家吹奏に続きワスコー中将が離任するスターンズ准将に勲章を授与、新着任のシスラー大佐を紹介し、指揮官旗を手交し指揮権の継承がなされました。続いて新司令のシスラー大佐は隷下の各群司令から人員報告を受けるとともに、新司令機にC-130H輸送機を指定しました。緊張した面持ちでスピーチに望んだ新司令は太平洋地域において最も長い歴史を持つ第374空輸航空団の指揮を執る抱負と初めての日本での勤務への期待を述べるとともに、武士道精神に富む日本・自衛隊の方々と軍務に就けることを誇りに思うと述べました。式典後は将校クラブにおいて歓迎レセプションが開催され、基地主要幹部と多くの招待者との和やかな交換の場となりました

第374空輸航空団司令兼横田基地司令
マークO.シスラー大佐着任