11月2日(木)、今年度最初のJAAGAゴルフコンペ「SPORTEX’17A」が米軍多摩ヒルズ・ゴルフコースにおいて開催された。1月の大統領就任後、初めてとなるトランプ米大統領の来日を5日に控え中止も危ぶまれた大会であったが、米軍の御好意により実現することができた。このような状況の中にあって、第5空軍司令部及び米空軍横田基地司令部の多くの首脳陣は参加出来なかったが、米空軍から5空軍司令部幕僚長のアイセンハット大佐(Col. Jean K Eisenhut, Chief of Staff, 5AF)はじめ21名、JAAGAから渡邊副会長はじめ個人・法人会員を含む46名のプレーヤーが参加し、日米から合計3名のボランティアが運営を支援した。
 早朝5時にゴルフコースが開門、受付を済ませた参加者はクラブハウスにて朝食をとり、プレー準備を整え6時40分からの開会に臨んだ。開会式では、主催者JAAGAを代表し渡邊副会長から、5空軍を代表してアイセンハット大佐からそれぞれ挨拶があり、上田理事による実施要領の説明の後、全員で記念撮影を行った。競技はショットガン・スタートで7時ジャストに開始され、18ホール・スループレーで実施された。当日は、まさに秋晴れ、ほぼ無風、気温も20度まで上昇し、ゴルフにとって絶好の条件に恵まれた。本大会は競技スコアに初めてダブルぺリア方式が採用されたため参加者全員に上位入賞のチャンスがあることから、競技は和やかな親善ムードの中にもプレーの真剣みが加わり、より一層面白みが増した大会となった。
 18ホールを終えてクラブハウスに戻った各パーティは、それぞれテーブルを囲んで昼食をとりながらゴルフ談議を楽しんだ。
 12時半過ぎから閉会式が開始され、成績発表、表彰式が行われた。米側最優秀スコアのリム大佐(Col. Song Rihm, GRS:69, HDCP:0, NET:69)に渡邊副会長からJAAGA会長賞が、日本側最優秀スコアの森岡隆志氏(GRS:81, HDCP:7.2, NET:73.8)にアイセンハット大佐から5空軍司令官賞がそれぞれ贈られた。その他、ニアピン、ドラコン及びラッキー賞(NET成績が7の倍数順位)が該当者に贈られた。
 最後に、渡邊副会長とアイセンハット大佐からの講評において、本競技が円滑に進行され、かつ日米双方の親睦、親善を深める機会となったことに対する謝意と開催に尽力された米軍関係者とJAAGA役員への労いの言葉や今後とも日米関係者双方の友好と絆が一層深まることを祈念する旨述べられ、約1年ぶりに開始されたJAAGAゴルフコンペは幕を閉じ解散した。(早坂理事記)

 

SPORTEX'17A開催