3月26日(土)、SPORTEX’15Bが米軍多摩ヒルズ・ゴルフ・コースにおいて開催された。
 当日はやや薄曇りで肌寒さが感じられたが風もなく絶好のゴルフ日和であった。今回の大会には、空自から空幕総務部長金古真一空将補及び空幕監理監察官小川能道空将補他13名が、米空軍からは第5空軍司令官Lt. Gen. John L. Dolan、同副司令官Brig. Gen. David A. Krumm他22名が、JAAGAからは外薗会長をはじめ会員33名が参加した。航空幕僚長杉山良行空将は要務のため欠席となった。なお、本大会の開催に当たっては米軍多摩ヒルズ・ゴルフ・コース関係者からの全面的なバック・アップと日米双方から3名の競技支援を受けた。
 早朝5時、まさに払暁とともにゴルフ・コースがゲート・オープンされると参加者が続々と入門、早速ドライビング・レンジで練習を開始する参加者もいて早くも大会の盛り上がりを感じられた。5時45分からクラブ・ハウスにて朝食、懇談等の後、6時30分から開会式が行われた。開会式では外薗会長、金古総務部長及びDolan司令官からそれぞれオープニング・リマークスを頂き、記念撮影の後、各パーティ毎にそれぞれのスタート・ホールに着き、7時にショット・ガン方式で一斉に競技が開始された。
 桜のつぼみが膨らみ開花間近の多摩ヒルズは、時折日が差し、また時折みぞれがチラつく複雑な天候であったが、相変わらずの無風状態でありスコア・メイクには持って来いの条件。スコアの出来を天候のせいにはできないとばかり皆真剣にクラブを振りつつも日米友好と会員間の友好親善に努め和気藹々の雰囲気のうちに約5時間に及ぶ熱戦が終了した。
 競技終了後、参加者はプレー内容を振り返りながら、各パーティ毎にテーブルを囲み歓談しながら昼食を終え、12時30分から成績発表、表彰式が行われた。表彰式では米側成績優秀者のMr. Chong Delisi にJAAGA会長賞、日本側成績優秀者の佐口謙一氏に5空軍司令官賞、当日賞26位のMr. Fisher Nelsonに航空幕僚長賞が贈られた他、飛び賞、ドラコン及びニアピン賞等の各賞が贈られた。また、外薗会長から本競技会でボランティアを務めていただいた5空軍司令部Ms. Noriko Tojoと多摩ヒルズ・ゴルフ・コース及びクラブ・ハウスの関係者にお礼品を贈呈した。閉会式においては、金古総務部長及びDolan司令官から本競技会招待への謝意が述べられ、最後に外薗会長から本競技会開催に御尽力いただいた米軍関係者へのお礼とJAAGA関係役員へ労いの言葉が述べられた。
 こうして午後1時には閉会式も終了し、SPORTEX’15B参加者は皆プレーへの満足感とビッグなハンバーガーによる満腹感に酔いしれながら多摩ヒルズ・ゴルフ・コースを後にした。 (早坂理事記)

 

SPORTEX'15B開催