平成２６年１１月５日(水)、ＳＰＯＲＴＥＸ'１４Ａが米軍多摩ヒルズ・ゴルフコースにおいて開催された。ＪＡＡＧＡからは小川副会長をはじめ正会員及び賛助会員の計４９名、米軍からは多忙にも拘らず、第５空軍司令官アンジェレラ中将以下１７名が競技に参加し、また日米双方５名が各種支援を行った。
　肌寒く薄暗い早朝から参加者が集合し始め、朝食の後、６時半から、「司令官のお陰で天気が良く、雨の無い記録が更新されました。日米友好の目的を踏まえて、今日はよろしくお願いします」との挨拶を交えた渡邊理事の司会のもと開会式が行われた。
　小川副会長からは「外薗会長及び全JAAGA会員に代わり、皆さんのご参加を歓迎します。外薗会長は今、米国に出張しており、明日はＪＡＡＧＡの名誉会員の一人であるバートン・フィールド中将の退役式にも参加を予定しております。さて、今日の良い天気をもたらしてくれたアンジェレラ司令官、そして本日のゲストの皆さんに感謝します(ﾁｮｯﾄ寒いですが・・・)。もっとも私の場合、天気が良いと、スコアが悪い言い訳がなくなってしまって困るのですが。では皆さん、存分にゲームを楽しんでください。そして皆さん、ベスト・スコアで昼食に戻って来てください」との挨拶とスペシャル・オリンピックスへの募金の呼びかけが行われた。
　司令官からは「今日は良い天気で良かったです。平素から日米の連係の強化に貢献してくれているＪＡＡＧＡの皆さんに感謝しています。今日は友好を深め、楽しく、そしてベスト・スコアを目指して頑張っていきましょう」との挨拶があった。ルール説明の後、なごやかな雰囲気の中、７時を期して一斉に競技が開始された。
　薄曇りのやや涼しい絶好のコンディションに恵まれ、日米友好と会員相互の親善を醸しながら競技は進行した。競技終了後、プレーの内容を話題にしつつ談笑、昼食となった。昼食後、成績の発表、表彰式が行われた。
　グロス・スコアによる順位、ニアピン、ドラコン及び飛び賞が発表され、米側最優秀賞（ＪＡＡＧＡ会長賞）はリーン・ロナルド氏に、日本側最優秀賞（司令官賞）は田母神俊雄会員に送られた。また、ニアピン賞等が各受賞者に贈られた。続いて、米側支援者と多摩ヒルズ関係者に謝礼の品が贈られた。
　閉会にあたり、司令官からは関係スタッフへの感謝の言葉とともに「来春の空自の皆さんとのＳＰＯＲＴＥＸを楽しみにしています」という旨の挨拶があった。
　最後に、小川副会長からは、優勝者への祝福と日米双方の支援要員へのお礼、さらに、クラブハウスのスタッフの皆さんへのお礼の言葉とともに、「皆さんは今朝、『今日は自分こそが勝者だ』と思っていたことでしょう。そしてゲームが終わった今、『次こそ自分が勝者になる』と思っておられると思います。大歓迎です。是非次の大会にも皆さんご出席ください。お待ちしております」との挨拶があった。
　１２時半過ぎ、ＪＡＡＧＡを介した米空軍と空自の絆を感じつつ、ＳＰＯＲＴＥＸ'１４Ａは終了し、参加者は賞品や良き思い出を胸に抱きながら多摩ヒルズを後にした。
　(源元理事記)