春・秋各1回の実施が恒例となったSPORTEXの本年度第1回目が6月1日(金)、米軍多摩ヒルズ・ゴルフ・コースにおいて開催された。当協会から竹河内会長以下正会員及び賛助会員の計47名、米軍からジェイムズ第5空軍副司令官、グッドウィン第374輸送航空団司令(横田基地司令)以下35名、日米双方合わせて82名が参加した。昨年に続いて春のSPORTEXでは最高の参加者数となり、年々盛況になってきた。
 早朝5時半頃から参加者が集まり始め、ドライビング・レンジでの練習、クラブ・ハウスでの朝食を経て、6時半から練習グリーン上で開会式が行われた。ユーモア溢れた司会進行で開会式は和やかな雰囲気に包まれ、竹河内会長とジェイムズ副司令官から「今日を最高の一日にしましょう。また、お互い良き知り合いになりましょう。」旨の挨拶があり、SPORTEX’07Aは開始となった。
 前夜来の雷雨もすっかり上がり、涼しい風の吹く絶好のコンディションの中、日米混合の各組は各々のスタート・ホールに移動し、7時のホーン吹鳴を合図に一斉にスタートしていった。参加者は、スコア―を気にしつつも、友好親善に徹してプレーを楽しんでいた。
 プレー後の昼食・歓談に続き、表彰式が実施された。式に先立ち米第5空軍副司令官特別補佐官、トーマス N. ハセベ氏に日米エア・フォース友好協会から感謝状が贈られた。ハセベ氏は航空自衛隊幹部学校での勤務、これに続く横田基地での勤務、更には特別補佐官として勤務の間、航空自衛隊と米空軍との相互交流に多大な貢献をされた。特に日米下士官交換プログラム支援、日光研修、SPORTEX等のJAAGAの活動を積極的に推進され、日米エア・フォースの友好親善と相互理解の増進に著しく貢献されたことに感謝を表し、今回の授賞となった。輪島塗花瓶の記念品と共に感謝状が竹河内会長から授与された。受賞のハセベ氏は「JAAGAの各種の活動を支援できたことを嬉しく思います。この度、帰国しますが、日米友好が今後益々進むよう祈念します。有難うございました。」と挨拶された。
 続いて表彰式では、優勝者及びベストグロス賞リチャード・ピーターソンさん(米軍)、準優勝者ティム・ファーニイさん(米軍)、第3位山口生夫さん(個人賛助会員)、ブービー、ニアピン4名、ドラコン2名に賞品が贈られた。その他、5位毎の飛び賞とラッキー7賞、 法人会員ニライカナイ沖縄(株)様から頂いた参加賞とがあり、多くの賞品授与に大きな歓声が沸き上がっていた。更に、多摩ヒルズ側の積極的な支援・協力と、当日の運営を支えた日米のボランティアの方々に対し、会長から感謝の意が表せられた。
 最後に、会長及び副司令官が「今日は最高の一日でした。次回(来年3月20日の予定)のSPORTEXでまた会いましょう。」 と挨拶されて、多大の成果を上げSPORTEX’07Aは閉会した。  (原田理事記)

 

SPORTEX'07A開催