11月23日(水)勤労感謝の日、航空自衛隊と米空軍との相互理解及び友好親善の増進を図るという JAAGAの目的に則ったSPORTEX’05Bが米軍多摩ヒルズ・ゴルフ・コースで開催された。
 航空自衛隊から吉田航空幕僚以下28名、米空軍からはリハイザー5空軍副司令官をはじめ31名、そしてJAAGAから村木会長、竹河内理事長を含む会員 38名、合計97名がエントリした。 空自、米軍、JAAGA各メンバーがバランスされた26組のパーティに分散し、午前7時にショットガン・スタートで開始された。本SPORTEX も回数を重ね、開会式・ルール説明もスムーズに出来るようになり、村木会長、吉田幕僚長、リハイザー副司令官の挨拶は表現こそ違っていても「天気は良い、ゴルフ場は整備完璧、パートナも文句なし、18ホール終わっての結果は自分の腕次第だね。
No excuse, Let’s enjoy!」と激励のメッセージを頂いた後、6時45分に指定ホールに向けカートを一斉に発進させた。
 午前7時、クラブハウスから甲高いホーンの合図で、各組は朝露に濡れたティ・グラウンドから、小春日を予感させる無風状態の空に向かって豪快にショットを放ちトーナメントの火蓋は切られた。各ホールのピン・ポジションはスコア・メークに易しい奥目に切られており、電話、Eメールそして膝を交えで交渉してきたクラブ側の心遣いを感じた。最高のコンデションの中、日本人の英語、アメリカ人の日本語、加えてボディ言語入り混じった和気藹々の雰囲気で競技は進行した。
 全ショート・ホールはニアピン賞、9番と17番がドラコン賞、ニアピンは難易度の高い7番はあわやホールインワンという10センチ足らず、15番でも10センチ余りに、ドラコンホール17番(パー4)では何とピンまで50ヤードを残す位置にフラッグが立っており、「語学・ゴルフ・パソコンの腕自慢はするな!」と世に言われている言葉を実感しました。
 12時頃から次々とプレー終了者がクラブハウスに戻り、提出されたスコアをボランテアーが集計した。各組毎にトーナメント・ランチと称するビーフ・ステーキを頬張りながら18ホールのプレーを一緒しゴルフ技量・語学スキル・各人のバックグラウンドの理解が進んだ事もあり、ワイワイガヤガヤと歓談し相互理解と友好親善の実は大いに上がった。今回は1位から3位、ベスト・グロス、ブービィの各賞は航空自衛隊・米空軍・JAAGAのグループ毎に授与された。その他、グループに関係なく5位毎の飛び賞と3人の女性参加者に特別賞が授与された。吉田空幕長から三つの特別賞品が寄贈され、当日賞として各グループの23位に授与された。空幕長から本賞品は天皇陛下から下賜された日本酒である事が紹介され、大きな拍手の中、各受賞者は手を震わせながら受領していた。グランド・チャンピオンは補給本部から参加の草野義幸空曹長が獲得。スコアはアウト38・イン39のグロス77、ハンディ11でネット66の素晴らしいものでした。米空軍の1位は
Mr.Whetstone,Zane。グロス75・ハンデー7でネット68。JAAGAの1位は村木会長でグロス94・ハンディ24・ネット70でした。 また、吉田幕僚長は空自3位でした。参加者の成績は別表の通り。
 今回の SPORTEXでも、米空軍 1名、空自1名、JAAGA5名、計7名のボランティアは受付け、ドリンク・カー、通訳・スコア集計等大会運営に尽力され、SPORTEX’05Bは滞りなく終了した。  (榎理事記)

 

SPORTEX'05B 大成功裏に終了