6月7日(水)、米空軍横田基地において山崎副理事長、中島、福永の各理事が第5空軍司令官マルチネス中将(Lt. Gen. JERRY P. MARTINEZ)を表敬訪問した。平成29年度日米相互特技訓練への米空軍下士官の参加及び空自隊員の訓練受け入れの諸活動を激励するとともに、JAAGAの活動への米空軍の理解と協力に謝意を伝えた。
 表敬には、第5空軍副司令官ウィンクラー准将(Brig Gen MICHAEL P. WINKLER)、グリーン最先任上級曹長(CMSgt. TERRENCE A. GREENE)、ルイス先任曹長(SMSgt. GABRIEL LEWIS)が同席し、日米相互特技訓練について、友情が育まれるとともに仕事の上でも向上が図られ、日米双方にとって有意義であるなどの所見とJAAGAの活動に対する謝意が述べられた。
 日米相互特技訓練は、日米相互の理解及び友好を深めるとともに英語能力向上の動機づけを目的として、平成7年度から20年以上にわたり在日米空軍と航空自衛隊の間で行われ、約300名以上の訓練実績を積み上げている。当初は、「下士官交流プログラム」として、英語能力向上を念頭に置いた研修主体のものであったが、平成26年度から現在の「日米相互特技訓練」と名称を変更し、単独事業として予算化された。F-35の導入を見据え、英語能力の特技分野における具体的向上、将来に向けた事態対応における現場レベルでの連携強化・相互理解、相互補完をめざし、若手幹部の参加、交流要員・基地の拡大等が図られている。 平成29年度は、「多様な特技、環境による訓練」及び「下士官の資質向上」を重視事項として計画される。平成29年度の計画は、下表のとおり。 (福永理事記)

受入基地 時期 人数 受入基地 時期 人数
築城 10月 10名 横田 5.31-6.9 14名
岐阜 9月 10名 三沢 9.6-15 8
浜松 4四半期 10名 嘉手納 11.20-30 15
      三沢 12.6-15 7


「日米相互特技訓練」 山崎副理事長、5空軍司令官を表敬