1月30日(月)、米空軍横田基地において日米相互特技訓練を激励するため、小野田理事長、中島、福永理事が第5空軍司令官マルチネス中将(Lt. Gen. JERRY P. MARTINEZ)を表敬訪問した。平成28年度日米相互特技訓練への米空軍下士官の参加及び空自隊員の訓練受け入れの諸活動を激励するとともに、JAAGAの活動への米空軍の理解と協力に謝意を伝えた。
 日米相互特技訓練は、平成8年2月に三沢基地において相互部隊研修として行われたのをはじめとして、日米相互の理解及び友好を深めるとともに英語能力向上の動機づけを目的として、20年以上の実績を積み上げてきた。平成28年度は、日米共同作戦の基盤となる現場レベルにおける特技訓練を重点に順調に進捗している。米軍下士官は、新潟に4名及び岐阜に10名が参加し、海栗島に5名(2月)及び千歳に10名(3月)の参加が予定されている。空自隊員は、三沢で10名、横田で19名及び嘉手納で19名の訓練を終え、3月に2回目の三沢で9名の参加が計画されている。
 表敬は、ウィンクラー副司令官(Brig. Gen. MICHAEL P. WINKLER)同席のもと、和やかな雰囲気で行われた。マルチネス司令官から、トランプ大統領が就任し、2月3日にはマティス国防長官が来日して新たな日米関係の強固な体制について話し合われることなどについて、”Keep the good alliance to Japan” これまでどおり強い同盟のための交流、協力(Friendship, Alliance, Cooperation)を進めていくとの力強いコメントをいただいた。当方からは日米の軍人(部隊)各レベルの交流の重要性(日米相互特技訓練を含む。)について述べるとともに、マティス長官にも交流について知っていただきたいとコメントした。短い時間ながら有意義な意見交換が行われた。
 おわりに、小野田理事長からマルチネス5空軍司令官へ激励品目録を贈呈の後、写真撮影が行われた。 (福永理事記)

 

平成28年度日米相互特技訓練を激励(第5空軍司令部)