平成27年6月29日(月)、森下理事長、中島、渡部両理事が空幕人事教育部長城殿保空将補を表敬し、平成27年度日米相互特技訓練を激励した。
 城殿人教部長からは、JAAGAからの現場への支援を大変有難く感謝しているとの謝意とともに、「准曹の中には高い英会話レベルを有している者も多いが、この様な交流訓練や、JAAGAから頂いている優秀隊員の表彰が刺激となって、更に、全体の英語能力向上と日米相互理解の深化につながるよう、交流基地、対象特技を今後拡大してゆく予定です」との発言があった。これに関連して同席した本訓練担当の教育課個人訓練班の上治忠善准空尉から、米側の希望もあり、今年度からは新潟及び佐渡分屯基地が加わるとの説明があった。また、森下理事長からは、「元開発集団准曹士先任の藤田信之元准尉がJAAGA理事に就任し、下士官レベルの日米交流に更なる支援ができればと思っています」との発言があった。なお、記念撮影は、航空自衛隊准曹士先任の新井岳志准空尉も加わって行われた。
 空幕教育課によれば、本訓練は平成7年度から実施している日米相互部隊研修を昨年度より日米相互特技訓練と名称を変更し、実務レベルにおける相互理解を深めるとともに、日米共同作戦時における戦力発揮の基盤となる特技能力の向上を目的として実施する。特に今年度から、F-35導入等を見据えた特技訓練に重点を置き、訓練機会を拡大した。また、米空軍が実施している資質向上セミナー(Professional Enhancement Seminar)等と連携し、空自側参加者の英語能力向上のカリキュラムを追加したとのことであった。(渡部理事記)  

 

平成27年度日米相互特技訓練を激励(空幕)