2003年7月から第374空輸航空団司令官兼横田基地司令の職にあったマーク・O・シスラー大佐は1年11ヶ月の勤務を終え、この度ペンタゴンに四度目の勤務へとご栄転することになりました。去る5月17日横田基地将校クラブにおいて横田基地司令として特にお付き合いの深かった日本人関係者が約100人招かれ盛大に送別会が実施された。航空自衛隊から加藤真澄府中基地司令・宮澤横田連絡調整官各夫妻、施設庁関係者、多摩市長をはじめとする横田基地近隣市町の首長、横田基地交流協会関係者等が招待された。JAAGAから越智・坂東・松井各常務理事夫妻、石川武・山岡靖義各会員及び榎常務理事が参加した。厳かな両国国歌斉唱の後、招待されたグループ毎に祝辞を述べることになり、トップはJAAGAを代表して越智常務理事が流暢な英語でジョークを交えながらシスラー大佐のオープンハウス、友達デー、日本文化の日等日米相互理解のための具体的な施策を着実に推進された事を高く評価し、ペンタゴン勤務はフラッグ・ランク将官へのステップ・アップの道なので奥方共々健康に留意され御励み下さいと締めくくった。各代表の祝辞のあと、シスラー大佐が、基地司令として日本関連の行事の時はいつもそうであったように、「日本語」で在任期間の各種出来事を総括し、今回の横田勤務がいかに有意義であったかを述べられ、参加者全員が各種行事の直接担当者であったこともあり、一つ一つのエピソードにうなずきつつ大きな拍手を持ってこれに答えた。指揮権交代式は6月1日に実施される予定で、後任者はスコット・P・グッドウィン大佐である。 (榎理事記)

 

横田基地司令・シスラー大佐送別会