10月29日(土)、米空軍士官学校から防大への留学生2名(ロバート・レイノア学生、エイブリアン・アン・アベイテ学生)とJAAGA役員(永岩理事、堀理事、渡邊会員、安宅理事)との第1回交流会を、最近まで米空軍士官学校勤務していた阿部2佐協力を得て催行した。当日は絶好の行楽日和であり、約束の時刻にJR両国駅に集合した。店内に土俵のあるお店で日本料理を楽しみ、近くの江戸東京博物館を研修した。日本人形の専門店で各種の可愛い日本人形を見た後、下町の風情が色濃く残る人形町から隅田川沿いにスカイ・ツリーを見ながら散策した。健脚を誇る役員の皆さんはお疲れ気味でしたがスカイ・ツリーの建設現場まで徒歩で移動し、快晴の空にそびえ立つスカイ・ツリーを見上げ、その凄さに感嘆した。スカイ・ツリー建設現場を見学した後、電車で泉岳寺まで移動し、境内にある赤穂浪士の墓所を訪ねた。英語に堪能な各理事が入替わり立代り日本語と英語で忠臣蔵を説明したが、武士道については十分に理解してもらえず、寺院に準備されていた英語版パンフレットを手渡し、自分で確認するように勧めた。交流会の最後は品川駅近くの居酒屋での夕食会であった。JAAGA役員は長時間の徒歩移動で疲労困憊の様相だったが、2名の留学生と阿部2佐はさすがに元気で、2時間の楽しい夕食会はアッという間に過ぎた。留学生には今回の交流会を十分満足して貰えたことと思う。また彼らには防大留学期間中の良い思い出として心に残れば幸いである。今年度の留学生に対する日本文化研修等の支援は今回で終了した。学生達は12月下旬まで在校し、クリスマス前に帰国する予定である。来年度も8月から12月までの間、新たな留学生が来校する予定であり、ホスト・ファミリー引受けを含め、会員各位の本プロジェクトへの積極的なご協力をお願いします。 (安宅理事記)

 


米空軍留学生の支援