5月22日(土)、米空軍横田基地にて第42回関東プレーンズスペシャルオリンピックスが開催されました。昨年はコロナ禍で中止となりましたが、本大会は緊急事態宣言下にあって実施可否が繰り返し検討され、実行委員会及び参加学園の先生方をはじめ関係者の熱い希望と努力により、感染症対策を第一に安全と安心の中で、規模を縮小した大会となりました。本大会には地元自治体及び協力団体の首長等と共に、空自横田基地司令伊豆原1佐が招待され、JAAGAからは岩本、藤田、村田理事及び阪東会員が参加しました。
 開会式の挨拶において第374空輸航空団司令官キャンベル大佐は「コロナ禍の情勢の中、安全を考慮に準備してきたこの大会は忘れがたい大会となるでしょう。応援してくださる皆様と一緒にスペシャルオリンピックスの精神を育み、選手の皆さんの前向きな姿勢と努力をたたえましょう。」と挨拶されました。続いて聖火トーチが参加学園にバトンタッチされ、各競技がスタートしました。今年のボランティアは航空自衛隊横田基地の隊員が担当しており、赤いTシャツ姿の隊員たちが様々な制約の中でも選手たちと明るく接し大会を支えていました。
 横田基地で40年以上続く歴史ある大会の支援は日米友好の証として大きな役割を担っています。航空自衛隊OB有志として更なる相互信頼の深化を図ることを心に誓い会場を後にしました。(藤田理事記)

 

2021関東地区スペシャル・オリンピックス