5月23日、24日の計画で横田基地内のボンク・フィールドで関東スペシャル・オリンピックスが開催され、廣瀬理事長、阪東理事が開会式に出席した。今回も例年通り関東一円から約300名の選手が参加の予定でしたが、新型インフルエンザの影響から出場できない学校が出て160名程度の選手参加となりました。折角の第30回記念大会なのに残念な気がした。初めての大会は、在日米軍国防省立学校の選手3人が米本国の大会に参加出来ないことから、この3人の選手のために開催されたと聞き及んでいます。昨年、第29回開催時の本ページに岡村理事(当時)がスペシャル・オリンピックスの其れまでの経緯について詳しく記事を寄せられていますので確認頂ければと思います。
 日米両国国旗入場と両国国歌斉唱、大会委員長/第374空輸航空団副司令フランク J.イピッチ大佐の開会挨拶、福生市長の祝辞、支援団体等代表者紹介と記念品、感謝状盾の授与、ボランティアの介助を得た選手団入場、日米選手代表の選手宣誓
"Let me win. But if I cannot win, let me be brave in the attempt!"につづく聖火点火と開会式は盛り上がり、各競技が開始された。今年も、陸海空の准曹士自衛官延べ600名を含む1,000名以上のボランティア支援が大会運営を支えていることに日米関係の暖かみを感じると共に各選手の真直ぐな競技に打ち込む姿に感動を覚えた。私が5AF/CCJに勤務していた平成2年から4年頃には当時の第5空軍司令官夫人をはじめとする横田基地勤務将校婦人会もボランティア支援をされおり、当時日本のテレビで活躍していた総合司会進行役のケント・デリィカット氏が、興奮気味に航空自衛隊F-15型機2機によるオープニング・フライバイを紹介していたのも懐かしく思い出しながら横田基地を後にした。 (阪東理事記)

 

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