11月4日(土)、約1,000人のアスリート(身体的、知的障害を持つ競技者)が参加し嘉手納スペシャル・オリンピックスが開催された。実施種目は、テニス、ソフトボール、バスケットボール、サッカー、トラック競技など多彩であった。
 嘉手納基地関係者からは、現在のような形での開催は今年が最後の開催になる可能性があるとの話もあり、那覇基地及び恩納分屯基地准曹会は全力でサポートする意気込みで臨んだ。各准曹会を中心に家族(奥様やご子息で英語が比較的堪能)を含め約200名が通訳やテントアシスタントとして参加し、アスリートとバディを組んだ米軍人との間のコミュニケーション役や昼食の配膳などのボランティア活動を行った。参加した隊員の中には空自英検6級程度の語学力でもスマートフォンの通訳アプリを駆使して通訳して頑張った者もいた。
 また、9月16日にはスペシャル・オリンピックスのボーリング部門が行われ那覇基地、陸上自衛隊与座及び知念各分屯地の准曹会から約50名が参加した。
スペシャル・オリンピックスは、アスリートの皆さんだけでなく、ボランティアとして参加した自衛官やその家族、米軍人及び地域の皆さんなど全員が笑顔になる素晴らしいイベントであった。  (空曹長 松原 洋 那覇基地准曹会会長 記)

 

嘉手納スペシャル・オリンピックス2017