8月2日(土)三沢支部は青森市でねぶた祭り見物支援を行った。 ねぶた祭りの初日であったが、あいにくと前線の影響で青森地方は夕方以降90%の降水予想であった。 このためか、当初予定されていた中型バスによる参加者全員がキャンセルとなり、バスの運行も中止となったが、自力参加者は張り切って出発した。 青森市の国際協力課等の支援を受けて、衣装を借り、着付けをしてもらいハネトの格好ができあがった。アメリカの人たちは身体が大きく、特に帯類は一本では足りないことも多く、着付けをする人たちも大変な作業である。 基地内にあるエドグレン高校の生徒さんたちもかわいらしく着付けをしてもらった。 ねぶたのハネトの格好になった後、腹ごしらえをして開始に備えた。 空模様は何とか持ちこたえていたものの、運行開始直前頃から霧雨となり時に雨粒も感じられるようになった。沿道には多くの観客がカッパや傘姿で見守っていたが、ハネト群団の中では太鼓の音と「ラッセラー」という大きな掛け声・歓声で、雨など吹き飛んでしまいそうであった。 ねぶたはそれぞれ巨大なビニールのカバーで雨よけをしているものの暗さが増すにつれ、光と色が鮮やかになり、全く見劣りはなかった。  雨のため、国際交流課のハネト参加は全コースの半分で仕舞いにしますとのことであったが、ねぶた初日の熱気にあおられたものか途中でやめる人はほとんどいない状況であった。任期の関係であと1回しか参加できないのが残念だ、という米軍人のコメントが納得される熱気のある祭りであった。 (小澤三沢支部長記)

追記 : 8月6日、新着任の米軍三沢病院長等を「ねぶた」に案内


 

三沢支部、米軍人の「ねぶた」参加を支援