1 日時 : 平成18年8月5日(土) 14:30〜23:45

2 場所 : 青森市内

3 参加者 : 43名(引率者:山本事務局長夫婦)
      大人33名、子供10名(将校6名、下士官13名、家族)

4 協力団体:
  (1)青森市役所国際交流課 : ラ・プラス青い森ホテルの借上げ
  (2)青森国際ボランティア協会 : 「ねぶた祭り」衣装の提供及び着付け支援

5 概要
 三沢支部は、恒例になった米軍三沢基地の軍人及びその家族を青森「ねぶた祭り」への招待行事を実施した。今年で第3回目の本行事のため、1 ヶ月前から米軍担当者及び支援団体等と3回の調整を実施し、当日を迎えた。 例年の通り、今年も参加を申し込んでいない軍人等が集合場所に現れ、参加希望を申し込んできた。幸運にも欠席者あり、バスの座席に余裕ができたので当日の申込者を受け入れ、合計が43名(引率者を含む)となり、15分遅れの午後3時丁度に三沢基地を出発した。 出発後、車内でJAAGAからピザ及びジュース等を提供していること、平素のJAAGAの各種活動状況を説明する等、当協会のPRを実施した。彼等の反応から一般の軍人達にはJAAGAそのものが十分に認知されていない様に思われた。 青森市内のホテルへ到着時には青森国際ボランティア協会会長及び同会員の皆様の出迎え受けた。ホテル前の歓迎場所において同協会に対し感謝の印として三沢から持参のシナモン・ケーキ等をJAAGAから贈呈した。その後、ホテル内の部屋に案内され、ハネト衣装への着替えを始めた。 43名の着替えのため、12名の着付け係が待機していて呉れた。アメリカ人全員が着物を着るのが初めてであること、また彼等らの胴回りが大きいため日本人の着付け係が一人では対応できず、彼等一人に対し二人の着付け係が対応した。着替えが終った人達はお互いに記念撮影をしていた。 全員の着替えが終了した時点でホテルのロビーに集合し、「ねぶた祭り」の注意事項等を説明して出発場所へ繰り出した。外国人がハネト衣装を着ているのが珍しく、移動途中に観光客から記念撮影を求められ一緒に撮影をする人、また祭りの屋台の店員から声を掛けられ無料で商品を貰ってくる人等、スムーズな出発地点へ移動ができず40分も移動にかかった。その間、青森市の担当者と私達は彼等が迷子にならぬように行ったり来たりしながら彼等を誘導した。日頃の運動不足が解消できた。 19時10分、花火の合図で「ねぶた祭り」が始まり、大きな太鼓の音と笛の音色にのって地元の人達と一緒になり、また沿道の観光客からの声援を受けハネトの輪を一段と大きく広げ、大いに祭りを盛り上げた。約2時間の祭りを十分楽しみ、激しい動きはエアロビクスとなり、太めの彼等にはかなりのダイエット効果があったようだ。
 21時10分、祭りの終了の花火を合図に、興奮の余韻を残し参加者全員はホテルへ引きあげた。汗で濡れた衣装を乾いた私服に速く着替えるように促しつつ、帰りの支度をした。帰宅準備完了後、青森国際交流ボランティア協会の方々の見送りを受け帰途についた。 帰路は予想どおり交通が渋滞し、三沢基地には23時45分に到着した。バスの中では参加者全員が来年もまた参加したい、と話が盛り上がっており、「ねぶた祭り」参加ツアーは好評のうちに事故もなく終了した。
 本事業は昨年度まで三沢基地准曹士会主催で実施されてきたが、本年度からJAAGAの事業として実施することとなった。  (山本事務局長記)

 

3回目の青森「ねぶた」参加を支援