11月14日(火)、廣瀬企画常務理事と榎渉外常務理事がライト5空軍司令官を往訪し、12月早々から計画されている日米下士官による相互部隊研修(三沢・横田・嘉手納)への支援品を贈呈した。(ロイ先任下士官、ハセベ氏同席) 司令官から開口一番「航空自衛隊と米空軍が極めて緊密であること自体が安全保障上大事なのだ。米空軍と航空自衛隊との強固な結びつきのために諸活動を進めているJAAGAはとても大事なものでありその諸活動に感謝している」と述べられた。 ロイ先任下士官から、相互部隊研修は1996年横田、三沢、嘉手納基地米軍隊員の千歳基地研修から開始されており、近年では研修先、研修人数等でその幅と深さが充実してきており期待どおりの成果が見えてきているとのコメントがあった。 この事業は、元々、1975年から米軍交換将校支援事業として継続していたものであったが、同席しているハセベ氏が将校支援より下士官支援のほうがより効果的であり、またニーズがあるとのリコメンドを受けて平成16年度からスタートしたものである。ハセベ氏がいわば本事業の生みの親であることを紹介した。 廣瀬理事から、今年度事業として嘉手納研修、大学生の横田基地研修を計画中で、今後、関係部署との調整を密にして行くことを述べた。また、空幕では米空軍と同様な先任空曹制度を立ち上げたが、制度の熟成のためロイ先任下士官等米空軍のアドバイスをお願いしたいし、JAAGAとしても、スポルテックス等の各種行事に参加していただく事でお手伝いしたいと述べた。 最後に、5空軍も空幕もいろいろな面で著しい環境変化に晒されている現下、JAAGAの存在目的に添った新事業や要望がありましたら、積極的に取り入れるよう検討したいと述べ、固い握手で司令官室を辞した。  (榎理事記)

 

日米下士官交換プログラム支援、ライト司令官に贈呈