米空軍三沢基地司令兼第35戦闘航空団司令オショネシー大佐は、第35戦闘航空団副司令のマローン大佐の退官式を8月4日同基地において行った。先だって前夜行われた送別会には三沢市長ご夫妻をはじめ多くの方々が集い別れを惜しんだ。マローン大佐は1998年から2002年まで13飛行隊で、また今回は2006年からと二度の勤務で合計6年半も三沢で過ごされたが、もっと日本語を勉強しておくべきだったと繰り返し言われていた。席上、JAAGAから同大佐に記念品が贈呈された。 退官式は将校クラブの大広間に於いて椅子が準備され、下士官の司会で式は進行された。退官式は開会の辞、国旗入場、国歌斉唱、お祈り、オショネシー大佐挨拶、勲章授与、退官命令書朗読、退官証明書授与、感謝状授与、マローン大佐夫人へ感謝状授与、国旗授与、マローン大佐挨拶、空軍歌斉唱の順で実施された。約1時間10分にわたって行われた式は厳かな中にも笑いを誘うユーモアがあり、大佐のお人柄が忍ばれるものであった。私には歴代の大統領(ブッシュ、カータ、クリントンの元大統領)からの感謝状の紹介があったのが極めて印象的であった。(小澤三沢支部長記)

 

第35戦闘航空団副司令・マローン大佐退官式