平成27年度JAAGA賞の受賞者を発表します。受賞者の所属・氏名・功績等は下表の通りで、過日各基地で開催された授与式でに於いて賞が贈呈されました。
区分 | 所属部隊 | 被 表 彰 者 | 表 彰 内 容 |
空自 | 第1警戒 資料 処理隊 三沢 |
2等空曹 大杉 昇太朗 |
三沢基地2・3曹会会長として米空軍の様々な行事に参加した。特に、米空軍主催のボランティアや、スペシャルオリンピックの企画運営に参加し、また、米空軍上級下士官就任式等の米空軍の行事において、旗手として参加する等、米空軍との交流を深め親睦及び信頼関係の構築を図った功績 |
航空気象群 府中 |
空曹長 上野 信吾 |
府中基地行事における米軍(第5空軍及び第374空輸航空団)招待等について、第5空軍との調整を約14年間にわたり円滑に実施するとともに、米軍招待者来基時の、接遇、案内等に高い英語能力をもって積極的かつ真摯な態度で臨み、平成26年の第374空輸航空団先任ロブレスレイノソ最先任上級曹長転出に際しての記念品贈呈行事に協力支援を実施する等、米空軍及び基地行事担当部隊から高い評価を得ており、日米友好関係の一層の強化に寄与した。 | |
作戦システム 運用隊 横田 |
2等空曹 平岡 康宏 |
給養技術員として、日米の様々な交流行事等において、遺憾なくその技能を発揮し、日米の親善交流の深化に貢献した。 特に、27年2月米軍ヘネシーカップ(調理競技会)に参加し、卓越した調理技術を披露するとともに、空自側主催時の、在日米軍司令官と航空総隊司令官との会食をはじめとする日米間の各種会食において、調理責任者としての職務を果たし、日米の交流に貢献した功績 | |
中部航空 警戒管制 団司令部 入間 |
空曹長 松尾 麻由美 |
明朗で社交的な性格及び高い英語能力を発揮して、納涼祭、航空祭等、米空軍関係者を招待して行う各種行事における連絡調整業務、米空軍横田基地主要幹部夫人の接遇及び浴衣着用等の日本文化体験による入間基地主要幹部夫人との交流を深化させる等、日米友好親善に貢献した功績 | |
南西航空 施設隊 那覇 |
空曹長 髙間 宗仁 |
平成19年イラク復興支援派遣輸送航空隊(14期)勤務において、積極的に米軍との交流に努め、日米信頼関係の向上に努めた。平成12年米空軍「Redines ChallengeⅦ」(施設部隊等競技会)に空自代表として参加し、空自の主力選手として活躍した。那覇基地准曹会会員として、嘉手納スペシャルオリンピックス支援に積極的に参加する等、ボランティア活動を通じて、日米友好に貢献した。態度、動作において、常に厳正であり、後輩隊員の模範となっており、航空自衛隊の代表として相応しい隊員である。 | |
米軍 | 第35戦闘 航空団 三沢基地 |
空軍曹長 ジョン・ ナイデグ Jon Neidigh |
F-35シミュレーター導入のための防衛省調査団に対する支援、近傍の訓練空域の拡大にあたっての安全手順確立のための日米部隊間の調整、三沢管制隊の支援集団管制競技会昨年度2位、本年度1位獲得への支援(事前英語訓練)などに貢献した功績 |
第374空輸 航空団 横田基地 |
空軍中尉 クリストファー・ プロバスコ Christopher Probasco |
30名の空自幹部の英語能力向上、空自隊員とともに基地周辺における日米文化交流の促進、日米の尉官交流で数々のイベントを企画実施、日米共同作戦機能強化のため浜松基地との通信機能確立のための横田基地支援計画を補正するなどの功績 | |
第18航空団 嘉手納基地 |
空軍大尉 ジョシュア・ キャラガン Joshua Caragan |
那覇基地主要幹部への通訳支援の実施、那覇基地運用等に関する作戦運用面での日米間の議論での架け橋役を務め、日米尉官クラス集団BLOG立ち上げ(28年1月)のキーパーソンを務め、日米沖縄防衛作業グループBDOWGのメンバーとして、日米同盟相互運用性の強化に繋がる活躍をし、空自隊員の英語能力向上に努力し、那覇チームが空自英語ブリーフィング競技会3位となった等の功績 |