平成26年度沖縄地区JAAGA表彰行事を平成27年2月6日(金)、航空自衛隊那覇基地で実施しました。本表彰行事は平成10年度に開始されて以来、今年度で17回目になります。
 表彰式は基地講堂において、祝賀会食は基地隊員食堂において実施されました。航空自衛隊からは南西航空混成団司令荒木淳一空将、第83航空隊司令鈴木康彦空将補以下12名の皆様が、米空軍からは第18航空団司令官ジェームズ・ヘカー准将以下8名の皆様、そして那覇基地協力者として沖縄県防衛協会事務局長山縣正明様、那覇基地協力会監事嘉手苅恒瑛様他4名の皆様のご来臨を頂く中、外薗会長、名富沖縄支部事務局長以下4名のJAAGAメンバーを含めた総勢30名の参加者を得て開催されました。
 表彰式は、安藤義隆2尉以下16名の南西航空音楽隊の皆さんによる日米国歌の演奏から始まり、続く外薗会長の挨拶では、平素のわが国の安全保障への貢献に対する日米両部隊へのお礼、本表彰事業の意義、被表彰者への祝意と感謝、そして本表彰行事に係る多くの関係者、特に那覇基地の積極的なご協力、ご支援に対するお礼が述べられました。
 今年度の航空自衛隊側被表彰者は第83航空隊の阿比留2曹で、平素から日米両国の関係強化の重要性を深く認識し、日米の警備犬担当者間の交流を促進し、バスケットボール等の親善交流を部隊レベルで推進するなど日米間の相互理解と友好親善に貢献した功績が認められました。また米空軍側被表彰者は第18航空団のセドリック・フォスター1等軍曹で、両国部隊間の着実な関係進展の機会を創造し強化する極めて重要な役割を果たすとともに 嘉手納基地の内外において相互交流活動に貢献するなどの功績が認められました。外薗会長は日米の被表彰者に表彰状と記念楯を授与され、被表彰者の功績を祝福されました。また、残波ロイヤルホテルに勤めているJAAGA会員小川徳彌氏から残波ロイヤルホテルのご好意により同ホテル無料宿泊券2名分が副賞としてそれぞれの被表彰者に手渡されました。その後、米空軍代表のヘカー第18航空団司令官と航空自衛隊代表の鈴木那覇基地司令からご祝辞があり、受賞者へのお祝いと敬意の言葉とともに、日米両国の協調がこの地域の安定と繁栄に寄与していること、そして航空自衛隊と米空軍との間の絆強化の重要性、受賞者の活動が仲間意識と団結を強化することに貢献したこと、家族等の支援へのお礼と感謝などを異口同音に述べられました。
 表彰式後の祝賀会食においては、まず沖縄防衛協会事務局長の山縣正明様からのご祝辞と乾杯があり、日米出席者の和気藹々の祝賀会となりました。被表彰者挨拶では阿比留2曹が周囲の人々の支えがあって受賞できたこと、後輩を育て今後も日米友好の要石になる旨述べられました。またフォスター1等軍曹は受賞が名誉であること、日米両空軍の友好関係強化に今後とも頑張りたいなどとそれぞれ決意が述べられました。
 このように平成26年度沖縄地区JAAGA表彰行事は受賞者を称える温かな雰囲気の中で実施出来ました。これも事前の調整や準備に尽力頂いた那覇基地、嘉手納基地スタッフの皆様、そして会場のセットアップ、祝賀会食等の行事進行上のご支援を一生懸命やっていただきました大勢の那覇基地隊員の皆様のお陰であり、心より感謝申し上げます。本当に有難うございました。来年度もまた宜しくお願いいたします。(秦理事記)

 
                     

平成26年度 JAAGA賞(沖縄)