平成25年度沖縄地区JAAGA表彰行事を平成26年2月7日(金)、航空自衛隊那覇基地で実施しました。本行事は平成10年度に開始されて以来、今年度で16回目になります。
 表彰式及び懇親祝賀会は、那覇基地隊員クラブ「ブルー・コーラル」において、航空自衛隊からは南西航空混成団司令杉山良行空将、第83航空隊司令鈴木康彦空将補以下10名の皆様が、米空軍からは第18航空団副司令官チャールズ B. マクダニエル大佐以下8名の皆様、そして那覇基地協力者として沖縄県防衛協会事務局長山縣正明様、那覇基地協力会副会長渕辺美紀様他4名の皆様のご来臨を頂く中、堀副会長、石津沖縄支部長以下5名のJAAGAメンバーを含めた総勢29名の参加者を得て開催されました。
 表彰式は、安藤義隆2尉以下19名の南西航空音楽隊の皆さんによる日米国歌の演奏から始まり、続いて堀副会長から、JAAGA活動の意義とこれまでのご支援への感謝、平素のわが国の安全保障への貢献に対する日米両部隊へのお礼、そして本表彰行事に係る多くの関係者、特に那覇基地の積極的なご協力、ご支援に対するお礼の言葉がありました。
 今年度の航空自衛隊側被表彰者は第83航空隊の松木3曹で、日米の航空機整備員間の交流を促進し、基地行事への相互参加、各種親善交流を部隊レベルで推進するなど日米間の相互理解と友好親善に貢献した功績が認められました。また米空軍側被表彰者は第18航空団のウィリアムJ.サリヴァン大尉で、日米共同訓練に多大な功績を残し、嘉手納基地内外における日米交流プログラムを積極的に推進するなどの功績が認められました。堀副会長から日米の被表彰者に表彰状と記念楯が授与され、被表彰者の功績に対する祝福の言葉がありました。また、残波ロイヤルホテル勤務のJAAGA会員小川徳彌氏から残波ロイヤルホテル無料宿泊券2名分が副賞としてそれぞれの被表彰者に手渡されました。その後、米空軍代表のマクダニエル第18航空団副司令官と航空自衛隊代表の鈴木那覇基地司令からご祝辞があり、受賞者へのお祝いと敬意の言葉とともに、日米両国の協調がこの地域の安定と繁栄に寄与していること、そして航空自衛隊と米空軍との間の絆強化の重要性、両受賞者の卓越した活動が仲間意識と団結の強化及び相互理解の促進に貢献したことなどを異口同音に述べられました。
 表彰式後の懇親祝賀会においては、まず那覇基地太鼓部の皆さんによる迫力ある和太鼓演奏が披露されたあと那覇基地協力会副会長の渕辺美紀様からのご祝辞と乾杯があり、日米出席者の和気藹々の祝賀会となりました。被表彰者挨拶ではサリヴァン大尉は、受賞が名誉であること、昨年航空自衛隊のメンバーと一緒に仕事ができたこと、基地内外の人たちとの交流ができたこと、相違点よりも共通点の多い日米両空軍の友好関係強化に今後とも頑張りたい旨述べられました。また松木3曹は、NCOPS参加を契機に、特に航空機整備職域では日米の交流機会が少ないことから交流に努力したこと、交流を通じて文化面、生活面等での相互理解を深めることができたこと、周囲の人々の支えがあって受賞できたこと、後輩を育て今後も日米友好の要石になりたい、と決意が述べられました。
 このように平成25年度沖縄地区JAAGA表彰行事は受賞者を称える温かな雰囲気の中で実施出来ました。これも事前の調整や準備に尽力頂いた那覇基地、嘉手納基地スタッフの皆様、そして課業時間外にも関わらず、会場のセットアップ、懇親祝賀会等の行事進行上のご支援を一生懸命やっていただきました大勢の那覇基地隊員の皆様のお陰であり、心より感謝申し上げます。本当に有難うございました。来年度もまた宜しくお願いいたします。(飯田理事記)

 

                     

平成25年度 JAAGA賞(沖縄)