平成24年度沖縄地区JAAGA表彰行事を平成25年2月1日(金)、航空自衛隊那覇基地で実施しました。本行事は平成10年度に開始されて以来、今年度で15回目になります。
 表彰式及び懇親祝賀会は、那覇基地隊員クラブ「ブルー・コーラル」において、航空自衛隊からは南西航空混成団司令杉山良行空将、第83航空隊司令増子豊空将補以下11名の皆様が、米空軍からは第18航空団副司令官チャールズ B. マクダニエル大佐以下8名の皆様、そして那覇基地協力者として沖縄県防衛協会青年部会長根路銘敦様、那覇基地協力会会長山田義範様他2名の皆様のご来臨を頂く中、吉田会長夫妻、石津沖縄支部長以下7名のJAAGAメンバーを含めた総勢30名の参加者を得て開催されました。
 表彰式は、安藤義隆3尉以下19名の南西航空音楽隊の皆さんによる日米国歌の演奏から始まり、続く吉田会長の挨拶では、JAAGA活動の意義とこれまでのご支援への感謝、平素のわが国の安全保障への貢献に対する日米両部隊へのお礼、そして本表彰行事に係る多くの関係者、特に那覇基地の積極的なご協力、ご支援に対するお礼が述べられました。
 今年度の航空自衛隊側被表彰者は那覇救難隊の齋木1曹で、那覇での日米交流諸行事での中核的な活動振りや日米共同救難訓練における積極的な連絡調整業務等を通じた日米間の相互理解と友好親善に貢献した功績が認められました。また米空軍側被表彰者は第18航空団のロバート W. ミラー先任曹長で、嘉手納基地の日米交流担当窓口として航空自衛隊との連係を密にし、嘉手納基地における多くの行事に参画して空自訪問者への説明等も担当するなど日米相互理解への貢献などの功績が認められました。吉田会長は日米の被表彰者に表彰状と記念楯を授与され、被表彰者の功績を祝福されました。また、残波ロイヤルホテルに勤めているJAAGA会員小川徳彌氏から残波ロイヤルホテルのご好意により同ホテル無料宿泊券2名分が副賞としてそれぞれの被表彰者に手渡されました。その後、米空軍代表のマクダニエル第18航空団副司令官と航空自衛隊代表の増子那覇基地司令からご祝辞があり、受賞者へのお祝いと敬意の言葉とともに、日米両国の協調がこの地域の安定と繁栄に寄与していること、そして航空自衛隊と米空軍との間の絆強化の重要性、受賞者の活動が仲間意識と団結を強化することに貢献したこと、家族等の支援へのお礼と感謝などを異口同音に述べられました。
 表彰式後の懇親祝賀会においては、まず那覇基地太鼓部の皆さんによる迫力ある和太鼓演奏が披露されたあと、益々の日米友好親善を祈念しての「鏡割り」が行われ、JAAGA協賛会員でもある沖縄県防衛協会青年部会長の根路銘敦様からのご祝辞と乾杯があり、日米出席者の和気藹々の祝賀会となりました。被表彰者挨拶では齋木1曹から周囲の人々や家族の支えがあって受賞できたこと、後輩を育て今後も日米友好の要石になる決意が述べられました。またミラー先任曹長は受賞が名誉であること、相違点よりも共通点の多い日米両空軍の友好関係強化に今後とも頑張りたいと述べられました。
 このように平成24年度沖縄地区JAAGA表彰行事は受賞者を称える温かな雰囲気の中で実施出来ました。これも事前の調整や準備に尽力頂いた那覇基地、嘉手納基地スタッフの皆様、そして課業時間外にも関わらず、会場のセットアップ、懇親祝賀会等の行事進行上のご支援を一生懸命やっていただきました大勢の那覇基地隊員の皆様のお陰であり、心より感謝申し上げます。本当に有難うございました。来年度もまた宜しくお願いいたします。(小川理事記)

追記:嘉手納基地のホームページに本表彰式の記事が掲載された。

 

                     

平成24年度 JAAGA賞(沖縄)