平成24年2月17日(金)、平成23年度三沢地区JAAGA表彰行事が航空自衛隊三沢 基地において実施されました。本表彰行事は、沖縄地区(那覇)、関東地区(入間)に引き続くもので、今年度最後の表彰行事です。
 表彰式及び懇親祝賀会は、三沢基地隊員クラブ「おがわら」において開催されました。
 この表彰式には、特に横田基地から第5空軍司令官兼在日米軍司令官バートン フィールド中将ご夫妻、第5空軍副司令官ジェイ レイモンド准将ご夫妻、第5空軍先任下士官ダグラス マッキンタイア上級曹長が揃って、多忙な中わざわざ時間を割いて出席して頂きました。これは以前から津曲前会長が第5空軍司令官に強く要望していたものであり、今回その要望が実現し、ご夫妻揃って参加して頂きました。
 また航空自衛隊からは北部航空方面隊副司令官小嶋信義空将補、第3航空団司令兼三沢基地司令清藤勝則空将補以下11名の皆様、米軍三沢基地からは基地司令官のマイケル D. ラスティーン大佐以下10名の皆様が出席され、三沢基地周辺協力者からは三沢地域自衛隊退職者雇用協議会会長の一戸栄司様他2名の皆様のご来臨を頂いて、吉田会長以下4名のJAAGAメンバーを含めた総勢32名の賑やかな式となりました。
 表彰式は冒頭、吉田会長が挨拶し、JAAGA表彰の目的を紹介するとともに日米関係者及び基地周辺協力者の皆様によるJAAGAの活動への積極的なご理解、ご協力に対する感謝、そして表彰行事に係る基地関係者の皆様の積極的なご協力、ご支援に対するお礼の言葉を述べられました。
 今年度の三沢基地における航空自衛隊側受賞者は、第3航空団の三浦潤二空曹長で、平成23年度三沢基地准曹会会長として各種友好親善行事や日米下士官同士による各種キャンペーンを企画運営し相互理解と信頼関係の強化に貢献した功績が認められたものです。また米空軍側受賞者は、三沢情報運用センターのジョセフ フィンニー空軍曹長で、米軍三沢基地国際関係委員会委員長として三沢基地における各種日米交流行事に積極的に参画し尽力した功績が認められました。吉田会長は、日米二人の受賞者にそれぞれ表彰状と記念楯を授与され、その功績を称え祝福されました。米軍三沢基地司令官のラスティーン大佐は全て日本語で、二人の受賞者の功績を称え、「二人の活躍が他の人々の良い手本となっており、今後の一層の活躍を期待する」との祝辞を述べられました。また航空自衛隊三沢基地司令の清藤空将補からは、同じく受賞者へのお祝いの言葉とともに、「日米が共存する三沢基地は日米友好を象徴する基地であり、ここで尽力した二人を表彰してもらうことは意義深いこと、また震災対処では日米間のきずなを強く感じた」との祝辞がありました。
 表彰式後の懇親祝賀会においては、特別ゲストとしてご出席頂いた第5空軍司令官フィールド中将から、「昨年のトモダチ作戦では良好な日米関係を世界に示すことができたが、その基本は個人個人が築くものであり、受賞者達が行った三沢での交流はそのような意味でも良い成果を上げていること、そして三沢では周辺地域の方々とも良い関係を築いていると認識しており、今後ともこの関係をさらに深めていきたい」とのご祝辞を頂き、ついで三沢地域自衛隊退職者雇用協議会会長の一戸栄司様により、「昨年の日米の活動は国民に実に頼もしく映り、退職者雇用活動にも良い影響を与えていること」を説明されつつ一層の友好親善を祈念して乾杯の音頭をとって頂きました。その後、日米の受賞者からご挨拶があり、フィンニー空軍曹長は、色々な友好親善活動を楽しく振り返りながら、「今後とも日米のきずなを強めることに貢献したい」旨の、そして三浦曹長からは「一緒に努力したフィンニー曹長とともに受賞できたことが喜びであり光栄であること、支援してくれた仲間や家族への感謝」が述べられました。最後に丸山JAAGA三沢支部長からお礼の挨拶と乾杯の発声があり、第5空軍司令官を始めとする素晴らしいゲストにも参加頂いた平成23年度三沢地区JAAGA表彰行事は有意義かつ暖かい雰囲気の中で幕が閉じられました。
 三沢基地の日米のスタッフの皆様、そして朝早くから課業時間外に至るまで会場のセットアップ及び行事進行上のご支援・ご協力を戴きました大勢の三沢基地隊員の皆様、大変お世話になりました。お陰様で三沢基地でのJAAGA表彰行事を今年度も素晴らしい形で実施することが出来ました。本当に有難うございました。来年もまた宜しくお願いします。(小川理事記)

 

                     

平成23年度 JAAGA賞(三沢)