平成24年2月10日(木)、平成23年度関東地区JAAGA表彰行事が航空自衛隊入間 基地において実施されました。本表彰行事は先週の那覇基地での行事に引き続くもので、平成10年度に開始されて以来、今年度で14回目の実施となります。
 表彰式は「入間イン」、懇親祝賀会は「第2厚生センター」において開催され、航空自衛隊からは航空開発実験集団司令官杉山良行空将、中部航空警戒管制団司令兼入間基地司令國分雅弘空将補以下15名の皆様、米空軍からは第374空輸航空団司令官オットー・フェザー大佐以下4名の皆様、そして入間基地周辺協力者として、入間航友会会長荻野光男様、入間基地青年同友会会長前島久尚様、そして入間基地退職者雇用協議会会長豊田義継様の計3名の皆様のご来臨を頂く中、吉田会長以下5名のJAAGAメンバーを含めた総勢27名の参加者を得て実施されました。
 表彰式は、真下宏造1尉以下8名の入間基地軽音楽部“ZOOT36J”の皆さんによる日米国歌の演奏から始まり、続く吉田会長の挨拶においては、JAAGA活動の意義や本表彰の目的、JAAGA活動へのご支援に対する感謝、そして表彰行事に係る関係者、特に入間基地による積極的なご協力、ご支援に対するお礼が述べられました。
 今年度の航空自衛隊側受賞者は、航空総隊司令部総務部の米戸直子2空曹(府中基地)、航空開発実験集団司令部の藤田信之准空尉(入間基地)で、それぞれ日米各種交流行事等への積極的な貢献が認められたものです。また米空軍側受賞者は、第374空輸航空団司令部のペータ・ケリー中佐(横田基地)で、航空総隊司令部の横田移転事業の米軍側調整担当幕僚としての貢献が認められました。吉田会長は、日米三人の受賞者と奥様にそれぞれ表彰状と記念楯を授与され、その功績を賞賛しました。第374空輸航空団司令官のオットー・フェザー大佐からはJAAGAの活動へのお礼とともに、「日米の互いの価値観を理解し、共有していくうえで受賞者が大きな役割を果たしてくれたことに賛辞を送り、今後、総隊司令部が横田で活動し始め、空自と米空軍との関係がさらに強固になるであろう」との言葉があり、また航空自衛隊代表の國分空将補からは、受賞者に祝意を表されるとともに「東日本大震災対処では日米が緊密に連携して任務を遂行でき、特に米軍のともだち作戦は国民に感動を与えた。周辺環境が不安定な中で強固な日米同盟は不可欠であり、入間基地はさらに相互信頼の強化に努めるので一層の協力を願う」旨のご祝辞がありました。
 表彰式後の懇親祝賀会においては、まず入間航友会会長の荻野光男様から受賞者へのお祝いと日米のきずなの大切さを強調されたご祝辞を頂くとともに乾杯の音頭をとって頂きました。その後、3人の受賞者からは、異口同音に「受賞が名誉であること、今後ともそれぞれの立場で継続的に日米の信頼強化に係る活動に携わっていきたい」とのご挨拶がありました。最後に飯田JAAGA理事からお礼の挨拶と乾杯の発声があり、平成23年度関東地区JAAGA表彰行事は有意義かつ楽しい雰囲気の中で幕が閉じられました。
 入間基地、横田基地のスタッフの皆様、そして課業時間外にも関わらず、会場のセットアップ、懇親祝賀会等の行事進行上のご支援を頂きました大勢の入間基地隊員の皆様、そして入間基地軽音楽部の皆様、本当に有難うございました。来年もまた宜しくお願いいたします。  (小川理事記)

   

                     

平成23年度 JAAGA賞(入間)