平成23年2月4日(金)、平成22年度沖縄地区JAAGA表彰行事が航空自衛隊那覇基 地において実施されました。本表彰行事は、平成10年度に開始されて以来、今年度で13回目の実施となります。
 表彰式及び懇親祝賀会は、那覇基地隊員クラブの「ブルー・コーラル」において開催されました。航空自衛隊からは南西航空混成団司令の平田英俊空将、第83航空隊司令の山田真史空将補以下12名の皆様が、米空軍からは第18任務支援群司令官ラフティール コンスタンティーン大佐以下8名の皆様、そして那覇基地協力者として沖縄県防衛協会青年部会長の根路銘敦様、那覇基地協力会副会長の伊差川義男様他2名の皆様のご来臨を頂く中、津曲会長、石津沖縄支部長以下5名のJAAGAメンバーを含めた総勢29名の参加者を得て実施されました。
 表彰式は、安藤義隆3尉以下21名の南西航空音楽隊の皆さんによる日米国歌の演奏から始まり、続く津曲会長の挨拶においては、JAAGA活動の意義、創設以来15年に亘るご支援への感謝、そして表彰行事に係る多くの関係者、特に那覇基地による積極的なご協力、ご支援に対するお礼が述べられました。
 今年度の航空自衛隊側被表彰者は南混団司令部の波木1等空曹で、日米下士官交流を始めとする各種交流プログラムの調整業務を綿密に行うとともに、南混団曹士隊員の米軍セミナー等への参加を企画、実現させる等の功績が認められました。また米空軍側被表彰者は第18部隊支援中隊のジェリー・レイニー空軍曹長で、下士官相互交流プログラムに参加する米軍兵士の準備教育への貢献、日米士官による相互語学研修プログラムの確立に尽力するなどの功績が認められたものでした。津曲会長は日米二人の被表彰者に表彰状を、そして奥様方にはそれぞれ記念楯を授与され、被表彰者ご夫妻の功績を祝福されました。その後、米空軍代表のコンスタンティーン第18任務支援群司令官と航空自衛隊代表の山田那覇基地司令からご祝辞があり、被表彰者へのお祝いの言葉とともに、日米両国の友好親善と航空自衛隊と米空軍との間の信頼関係促進の重要性等について述べられました。
 表彰式後の懇親祝賀会においては、まず那覇基地太鼓部の皆さんによる迫力ある和太鼓演奏が披露されたあと、益々の日米友好親善を祈念しての「鏡割り」が行われ、沖縄県防衛協会青年部会長の根路銘敦様からのご祝辞と乾杯があり、日米出席者の和気藹々の祝賀会となりました。日米の被表彰者からもご挨拶があり、日米の相互交流が自らのサイドにとっても大きな刺激となって極めて有益であり、周囲の人々の支えによって業務ができたこと、特に奥様への感謝を強く述べられたのが印象的でした。
 このように平成22年度沖縄地区JAAGA表彰行事は有意義かつ楽しい雰囲気の中で実施出来ました。これも那覇基地、嘉手納基地スタッフの皆様、そして課業時間外にも関わらず、会場のセットアップ、懇親祝賀会等の行事進行上のご支援を頂きました大勢の那覇基地隊員の皆様のお陰であり、心より感謝申し上げます。本当に有難うございました。来年度もまた宜しくお願いいたします。(小川理事記)

 

                     

平成22年度 JAAGA賞(沖縄)