平成23年2月18日(金)、平成22年度三沢地区JAAGA表彰行事が航空自衛隊三沢基地において実施されました。本表彰行事は平成10年度に開始されて以来、今年度で13回目の実施となります。 表彰式及び懇親祝賀会は三沢基地隊員クラブ「おがわら」において開催され、航空自衛隊から北部航空方面隊司令官斉藤治和空将、第3航空団司令兼三沢基地司令の清藤勝則空将補以下13名の皆様、米空軍から米軍三沢基地司令官のマイケル D.ラスティーン大佐以下8名の皆様、そして三沢基地周辺協力者として三沢市防衛協会会長の山本昭三様、三沢地域自衛隊退職者雇用協議会会長の一戸栄司様他2名の皆様のご来臨を頂く中、榎副会長以下4名のJAAGAメンバを含めた総勢29名の参加者を得て実施されました。
 表彰式は、栗山善一2曹以下5名の北部航空音楽隊の皆さんによる日米国歌の演奏から始まり、続く榎副会長の挨拶においてJAAGA表彰の目的を紹介するとともに、日米関係者及び基地周辺協力者の皆様によるJAAGAの活動への積極的なご理解、ご協力に対するお礼の言葉が述べられた。
 今年度の三沢基地における航空自衛隊側受賞者は、北部航空警戒管制団北部防空管制群の織田和弥空曹長で、平成22年度三沢基地准曹会会長として航空自衛隊准曹士隊員と米空軍下士官等との交流を促進し、相互理解と信頼関係の強化に貢献した功績が認められたものです。また米空軍側受賞者は、三沢情報運用センタのクリストファ・バーチ空軍曹長で、米軍三沢基地国際関係委員会委員長として三沢基地における各種日米交流行事に積極的に参画し交流プログラムの活性化に貢献した功績が認められました。榎副会長は、日米二人の受賞者にそれぞれ表彰状と記念楯を授与され、その功績を称え祝福されました。米軍三沢基地司令官のラスティーン大佐からの祝辞においては、日米二人の受賞者の功績を讃えるとともにJAAGAへの感謝の言葉が述べられ、このような相互理解のための活動の大切さを強調されました。また航空自衛隊三沢基地司令の清藤空将補からは、同じく日米受賞者へのお祝いの言葉とともに、三沢が唯一の日米共同使用の基地であり、地域の方々の協力もあって強い信頼関係が築かれており日米友好のシンボルのような基地であるため、このような表彰は極めて意義深いとのご祝辞がありました。
 表彰式後の懇親祝賀会においては、まず三沢市防衛協会会長の山本昭三様により、日米受賞者の受賞を心よりお祝いするとともに、日米の友好親善の促進を祈念して乾杯の音頭をとって頂きました。その後、日米の受賞者からご挨拶があり、今回のJAAGA表彰の受賞を誇りに思いつつ、バーチ空軍曹長は「草の根の交流が相互理解の大切な基盤になること」を強調され、織田空曹長は「支援してくれた方々に感謝し今後ともいろいろな行事に参加して交流促進に貢献していきたい」と今後の抱負を述べられました。最後に丸山JAAGA三沢支部長から流暢な英語でお礼の挨拶と乾杯の発声があり、平成22年度三沢地区JAAGA表彰行事は有意義かつ暖かい雰囲気の中で幕が閉じられました。 三沢基地の日米のスタッフの皆様、そして課業時間外にも関わらず、会場のセットアップ及び行事進行上のご支援・ご協力を戴きました大勢の三沢基地隊員の皆様、大変お世話になりました。お陰様で三沢基地でのJAAGA表彰行事を今年度も素晴らしい形で実施することが出来ました。本当に有難うございました。来年もまた宜しくお願いします。(小川理事記)

 

                     

平成22年度 JAAGA賞(三沢)