平成21年度のJAAGA賞の受賞者が発表された。受賞者の所属・氏名・功績等は下表の通り。彼らは日米両エアフォースの友好親善と相互理解の増進に大きく寄与するとともに日米両国間の友好基盤と信頼関係の構築に多大な成果をもたらした。ここに敬意を込め表彰状と記念品を贈呈し、顕彰する。
区分 | 所属部隊 | 被 表 彰 者 | 表 彰 内 容 |
空自 | 三沢基地 |
准空尉 大澤 茂雄 |
航空自衛隊准曹士隊員と米空軍下士官等との相互理解と信頼関係の強化に多大な貢献をされました 特に、北部航空方面隊司令官杯綱引き大会等の日米交流行事を積極的に企画・調整し航空自衛隊准曹士隊員と米空軍下士官及びその家族等との融和・親睦を積極的に図られた功績は顕著でありました |
航空総隊 司令部 府中基地 |
空曹長 北林 樹 |
航空自衛隊准曹士隊員と米空軍下士官等による各種日米交流行事に積極的に参加される等、航空自衛隊と米空軍との相互交流の促進に多大な貢献をされました 特に、日米共同訓練、日米下士官交流、日米上級下士官集合教育等に関する日米間の調整業務に永年携わるとともにスペシャル・オリンピックス、フロストバイト・ロードレースマラソン、語学教育等横田基地における各種行事を積極的に支援された功績は顕著でありました |
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航空保安 管制群 入間基地 |
1等空曹 森 潤史 |
航空自衛隊准曹士隊員及び米空軍下士官等による各種日米交流行事を積極的に計画・実行される等、航空自衛隊と米空軍との相互交流の促進に多大な貢献をされました 特に、横田ラプコンにおいて米空軍航空管制業務に関わる技術を積極的に修得するとともに米空軍管制官に対し日本の管制環境を周知させるなど横田空域の飛行安全に尽力された功績は顕著でありました |
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那覇救難隊 那覇基地 |
1等空曹 熊坂 弘樹 |
那覇救難隊救難員として日米防衛協力の重要性を深く認識され、航空自衛隊と米空軍との相互交流の促進に多大な貢献をされました 特に、米空軍第18航空団所属の第31、33救難中隊との各種親睦行事等を積極的に企画・運営されるとともに日米共同救難訓練(コープ・エンジェル)において米空軍担当者との綿密な調整を実施される等、航空自衛隊と米空軍救難部隊との相互交流の促進に貢献された功績は顕著でありました
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米軍 | 35th Fighter Wg Misawa AB |
空軍曹長 ミッチェルW. ワーカブ |
第35整備隊に所属する下士官として在日米空軍と航空自衛隊の相互理解と友好親善の促進に多大な貢 献をされました 特に、米軍三沢基地国際関係委員会委員長として恒例の千歳基地との日米下士官相互研修はもとより三沢基地における各種日米交流行事の改善、発展に寄与され、また三沢基地日米ボーリング大会を積極的に企画・実行された功績は顕著でありました |
374th Airlift Wing Yokota AB |
空軍曹長 アレックス モンティアル |
特に地域の災害や大事故への対処に関する日米共同訓練や演習における協力要領の確立・進展に主導的役割を果たされ、これまで上級司令部間で調整されてきた共同訓練と異なり横田基地に所在する空輸航空団が地方自治体の初動対処部署や市役所と直接調整できる新たな体制を確立されました この際、専門的知識や見識に対し防衛省、東京都及び北関東防衛局の関係者から高い信頼と賞賛を寄せられました |
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18th Wing Kadena AB |
空軍曹長 デニス M. オグレイディ |
第18装備品整備中隊の下士官として日米防衛協力の重要性を深く認識され、米空軍下士官及び航空自衛隊准曹士隊員による各種日米交流行事を積極的に企画・実行される等航空自衛隊と米空軍との相互理解と友好親善の促進に多大な貢献をされました 特に、100名以上の航空自衛隊員に対する嘉手納基地研修を企画・実行するとともに下士官アカデミーにおいて2人の航空自衛隊准曹士隊員の教育に貢献された功績は顕著でありました |