平成22年2月19日(金)、平成21年度三沢地区JAAGA表彰行事が航空自衛隊三沢 基地において実施されました。本表彰行事は、平成10年度に開始されて以来、今年度で12回目の実施となります。表彰式及び懇親祝賀会は、三沢基地隊員クラブ「おがわら」において開催され、航空自衛隊からは北部航空方面隊司令官の彌田 清 空将、第3航空団司令兼三沢基地司令の前原弘昭 空将補以下12名の皆様、米空軍からは第35戦闘航空団司令官のデイヴィッド R.スティルウェル大佐ご夫妻以下8名の皆様、そして三沢基地周辺協力者として三沢市自衛隊協力会専務理事の中屋敷義美様、三沢ボリューム会会長の稲川三津雄様、三沢地域自衛隊退職者雇用協議会会長の一戸栄司様他2名の皆様のご来臨を頂く中、越智副会長以下5名のJAAGAメンバーを含めた総勢30名の参加者を得て実施されました。表彰式は、下野睦准尉以下5名の北部航空音楽隊の皆さんによる日米国歌の演奏から始まり、続く越智副会長の挨拶においては、JAAGA表彰の目的と実績(今年度までに空自45名、米空軍36名の総計81名を表彰)を紹介され、日米関係者及び基地周辺協力者の皆様による積極的なご理解、ご協力に対するお礼の言葉が述べられました。
 今年度の三沢基地における航空自衛隊側被表彰者は、第3航空団基地業務群第3基地防空隊の大澤茂雄 准空尉で、平成21年度三沢基地准曹会会長として航空自衛隊准曹士隊員と米空軍下士官等との相互理解と信頼関係の強化に多大な貢献をするとともに、北部航空方面隊司令官杯綱引き大会等を積極的に企画・推進した功績が認められました。また米空軍側被表彰者は、第35戦闘航空団第35整備隊のマイケル W.ワーカブ空軍曹長で、米軍三沢基地国際関係委員会委員長として千歳基地との日米下士官相互研修や三沢基地における各種日米交流行事の改善・発展に貢献した功績が認められたものでした。越智副会長は、日米二人の被表彰者と奥様にそれぞれ表彰状と記念楯を授与され、その功績を称え祝福されました。米空軍代表のスティルウェル大佐からの祝辞においては、冒頭、流暢な日本語によるご挨拶があった後、日米二人の被表彰への祝意とともにJAAGAへの感謝の言葉が述べられ、「話し合いを続けることの大切さ」を強調されました。また航空自衛隊代表の前原空将補からは、同じく日米被表彰者へのお祝いの言葉とともに、日米空軍と周辺協力者との連携がもたらす三沢基地特有の存在意義について触れられ、「各レベルにおける地道な努力が必要」とのご祝辞がありました。
 表彰式後の懇親祝賀会においては、まず三沢市自衛隊協力会専務理事の中屋敷義美様により、日米被表彰者の受章を心よりお祝いするとともに、日米友好親善の益々の進展を祈念して乾杯が実施されました。その後、日米の被表彰者からご挨拶があり、今回のJAAGA表彰の受章を誇りに思いつつ、ワーカブ空軍曹長からは「違いを乗り越えることの大切さ」、大澤准尉からは「Yes, we can!」との力強い言葉が述べられました。最後に丸山JAAGA三沢支部長による相変わらず流暢な英語によるご挨拶と乾杯が実施され、平成21年度三沢地区JAAGA表彰行事は有意義かつ暖かい雰囲気の中で幕が閉じられました。三沢基地の日米のスタッフの皆様、そして課業時間外にも関わらず、会場のセットアップ及び行事進行上のご支援・ご協力を戴きました大勢の三沢基地隊員の皆様、大変お世話になりました。お陰様で三沢基地でのJAAGA表彰行事を今年度も素晴らしい形で実施することが出来ました。本当に有難うございました。来年もまた宜しくお願いします。(香川理事記)

 

                     

平成21年度 JAAGA賞(三沢)