平成21年2月6日(金)、平成20年度沖縄地区JAAGA表彰行事が航空自衛隊那覇基地において実施されました。本表彰行事は、沖縄以外に三沢、関東の両地区においても実施しますが、平成10年度に開始されて以来の全表彰者数は、今年度で航空自衛隊41名、米空軍33名の総計74名を数えることとなりました。
 表彰式及び懇親祝賀会は、那覇基地隊員クラブの「ブルー・コーラル」において開催され、航空自衛隊からは南西航空混成団司令の山川龍夫空将、第83航空隊副司令の渡邉和博1等空佐以下10名の皆様が、米空軍からは第18航空団司令官ブレット T. ウィリアムズ准将以下8名の皆様、そして那覇基地協力者として沖縄県防衛協会会長代理の仲田和弘氏、那覇基地協力会会長の安里政芳氏他2名の皆様のご来臨を頂く中、清水副会長、石津沖縄支部長以下4名のJAAGAメンバーを含めた総勢26名の参加者を得て実施されました。 表彰式は、南西航空音楽隊の皆さんによる日米国歌の演奏から始まり、続く清水副会長の挨拶においては、日米防衛協力の重要性とJAAGA活動の意義、そして多くの関係者、特に那覇基地による積極的なご協力、ご支援に対するお礼等が述べられました。 今年度の航空自衛隊側被表彰者は、第83航空隊整備補給群装備隊の沼倉 薫空曹長で、日米の航空機整備部隊に所属する准曹士隊員及び下士官による各種日米交流行事を積極的に企画・実行した功績が認められました。また米空軍側被表彰者は、マイケル A. クヌース曹長で、日米准曹士隊員及び下士官による相互研修、英語会話及び文化交流に関わるプログラムの推進等に貢献した功績が認められたものでした。清水副会長は、日米二人の被表彰者には表彰状を、そして奥様方にはそれぞれ記念楯を授与され、被表彰者ご夫妻の功績として祝福されました。米空軍代表のウィリアムズ司令官と航空自衛隊代表の渡邉副司令からは、被表彰者を誇りに思う気持、日米の友好親善と信頼関係の促進の重要性、JAAGA表彰行事の今後の発展を祈念する旨のご祝辞を頂きました。
 表彰式後の懇親祝賀会は、邪気を払い、幸せを呼ぶという沖縄舞踊の「獅子舞」から始まり、那覇基地協力会会長の安里政芳氏からの激励と乾杯、益々の日米友好親善を祈念しての「鏡割り」、那覇救難隊精鋭7名による「和太鼓の演奏」が催される等、楽しくも思い出深いものとなりました。日米の被表彰者からの挨拶においては、今回の受章を誇りに思うとともに、上司、同僚そして奥様への感謝の意が伝えられました。最後に石津沖縄支部長による乾杯が実施され、平成20年度沖縄地区JAAGA表彰行事は有意義かつ楽しい雰囲気の中で幕が閉じられました。那覇基地、嘉手納基地のスタッフの皆様、そして課業時間外にも関わらず、会場のセットアップ、懇親祝賀会等の行事進行上のご支援を頂きました大勢の那覇基地隊員の皆様、本当に有難うございました。来年もまた宜しくお願いいたします。 (香川理事記)

 

                     

平成20年度 JAAGA賞(沖縄)