暖冬の続いた三沢に突如訪れた冬将軍で寒い一日となった2月2日、米空軍三沢基地は、下士官クラブで2006年度第35戦闘航空団表彰式を行った。 本表彰式において、当協会は日米友好に大きく貢献した米空軍及び航空自衛隊の選抜者をそれぞれ表彰した。JAAGAから竹河内会長、小澤三沢支部長、山本三沢支部事務局長、航空自衛隊から第3航空団司令若林空将補、同監理部長吉原2佐、同准曹士先任小泉准空尉及び被表彰者である同監理部斧澤雅雄空曹長が参加した。
 本年度は、米空軍第35航空機整備中隊長ステュアート A. ラム空軍中佐と航空自衛隊第3航空団司令部監理部斧沢雅雄空曹長にJAAGA賞が授与された。ラム中佐は航空自衛隊第1術科学校で交換教官を歴任し、航空自衛隊の指揮幕僚課程を修了し、卓越した日本語能力と豊富な知識を活かし、航空自衛隊F-4戦闘機の共同緊急重量物吊り上げ訓練、第35戦闘航空団司令部前におけるF-4展示機設置、初動対処訓練における米空軍化学戦展示等を通じて両国の整備関係者の意思疎通を図る等の功績により、また、斧沢曹長は三沢基地准曹会会長として特に第35戦闘航空団日米交流担当者との綿密な調整の下、米空軍三沢基地研修、三沢基地綱引き大会等の日米交流行事を積極的に企画・推進すると共に航空自衛隊准曹士隊員と米空軍下士官及びその家族相互間の親睦を深めた功績により表彰された。
 司会者がJAAGA及び竹河内会長を紹介した後、会長から両名に感謝状と記念の楯を手渡した。竹河内会長は表彰式への参加に対する謝辞とJAAGAは今後とも日米エアフォースの友好に尽力する旨の挨拶を行った。 その後、第35戦闘航空団の表彰となった。被表彰者で不在がいたが、その代理は上司、配偶者、お嬢さんと色々であった。不在理由も出張(TDY)であったり、PCS(転属)という説明もあり、制度の違いを感じた。表彰終了後の基地司令官オショーネシィ大佐のスピーチはJAAGAへの謝意を最初に表明された。JAAGAの活動が高く評価されていることを強く感じた。約3時間にわたったパーティ解散後、被表彰者達はステージ中央に並び、多くの人達の祝福を受けた。(小澤・三沢支部長記)

 

平成18年度日米優秀隊員表彰(三沢基地)