平成18年2月4日(土)、米軍横田基地司令グッドウイン大佐(第374空輸航空団司令官)主催の横田基地年間優秀者選考会兼表彰式が横田基地の下士官クラブに300人を越す軍人及びシビリアンが礼装(メスドレス)で参集し賑々しく実施され、この式典の中で JAAGA賞の表彰も行われました。 JAAGA賞は竹河内理事長から横田基地第36空輸隊ジェフリー J.ダウンズ大尉、空自開発集団司令部の准曹士先任である杉山弘准空尉、そして空自総隊司令部の武田宗明1等空曹の 3人に功績紹介後に表彰状と記念の楯を手交された。 ダウンズ大尉は、シビック・ツアーの企画立案、実施を主管し、大きな成果を得たことが評価され、令夫人と共にJAAGA賞の被表彰者テーブルでとても晴れがましそうに関係者と懇談していました。 杉山准空尉には令夫人が一緒され、下士官交流の場を通じ何度もこのような場を経験されているとのことで、落ち着いた姿で主人の表彰される姿を優しく見守っていました。 日米あわせて現役将官は宮本泰夫空将補(開発集団司令部幕僚長)が一人であり、メイン・テーブルで多いに存在感を示してくれました。  武田 宗朗1等空曹には、沖本 利實2等空佐(総隊司令部監理班長)と通訳として米戸直子3等空曹が参加され、カクテル・タイム及びデナーの時に米軍人、シビリアンとの交流を積極的にされていました。 表彰後の竹河内理事長のスピーチは、JAAGAの存在意義、被表彰者3人の功績紹介をされた後、昨年のスマトラ沖地震では第 374空輸団が特筆すべき支援行動をされた事、空自にあっては南西アジアでの輸送業務をはじめ、過去になかったような多様な任務を実施、また活動のエリアも拡大の一途をたどっている。JAAGAは米空軍と航空自衛隊との相互理解と友好親善に資するということが目的であり、これからも、各種各様の形でご支援したいと述べられた。スピーチの最後に、今晩の式典では「 National Anthems」 を3人の小学生がアカペラで歌ってくれた。何処から見てもアメリカの小さな女の子二人が「君が代」を、和服振袖を着た何処から見ても日本の女の子が一人で「アメリカ国歌」を歌ってくれて、参加者全員に強い印象と感激を与えてくれたのを捉え、竹河内理事長は、今晩我々に一番大きな感動を与えてくれたのはあのかわいい女 3人であり、表彰に値するグッド・パフォーマンスであったと締めくくられ、このアドリブの効いたスピーチに喝采の拍手を鳴り響きました。スナップショットは次の番号をクリック下さい。(その1 その2) (榎理事記)

 

平成17年度日米優秀隊員表彰(横田基地)