2月10日(金)夕方、米空軍の三沢基地2005年度優秀隊員表彰式が下士官クラブ ”Tohoku” で開催された。式典は国旗入場に続き、男性米空軍人による日米両国歌の無伴奏独唱、来賓及びVIPの紹介、従軍牧師の祈祷、引き続いて兵士、下士官、上級下士官、将校、シビリアン等の各部門別に被表彰候補者が一人ずつ紹介され、ディナーとなった。ディナー終了後、JAAGA賞の授与式が始まった。本部から出席の山口副会長は表彰の機会を頂いたことに対する謝意を述べた後、英文の表彰状を読み上げ、各受賞者に表彰状と記念品の楯を手渡した。米空軍のローレンス P.ハント4世空軍曹長は自衛隊と第35戦闘航空団が共同実施する緊急事態訓練、共同演習、戦闘即応訓練を率先指導し、空自三沢基地カウンタ・パートとの友好的かつプロフェッショナルな関係の構築や、日米隊員相互交換プログラムの一員としての活躍等により、日米友好親善の促進に貢献した功績により表彰された。また、航空自衛隊北部航空警戒管制団第1移動警戒隊の松川 寛直准空尉は三沢基地准曹会会長として日米の相互理解と関係強化に尽力、特に日米交流行事(基地綱引き大会、米軍三沢基地研修、ダイニングアウト等)を適切に調整する等、日米の下士官及びその家族間の交流に貢献した功績により表彰された。米軍の表彰式は、各部門毎の最優秀者に対して基地司令官から記念品を授与され、記念写真を撮って席に戻るだけで、認められた功績が紹介されるということはありませんが、受賞者と奥様が同席することができるため受賞者にとって嬉しさもひとしおと思われた。また、各テーブルはVIP席以外は各部隊毎に着席しているため、所属部隊から最優秀者が出るたび日本の応援団のように先導者の声に大声で唱和したり、スプーンでテーブルを叩いたりと、式典の堅苦しさよりは式典を楽しんでいるといった雰囲気が強く出ていた。食事あり、酒も自由の約2時間にわたる表彰式でした。 (小澤・三沢支部長記)

 

平成17年度日米優秀隊員表彰(三沢基地)