去る1月28日(金)、米空軍三沢基地に於いて年度表彰式・祝賀パーティが行われた。JAAGAから江藤兵部副会長が参加し、米空軍第35戦闘航空団第35保全中隊所属マーシュ大尉と航空自衛隊第3航空団基地業務群施設隊所属今川徳治准空尉の両名に対しJAAGAからの感謝状と記念の楯を贈呈した。同表彰式は初めに各部門毎(Airman, Noncommissioned Officer, Senior Noncommissioned Officer, Company Grade Officer)の候補者全員が紹介され、その中から最優秀者が選出され表彰されていきました。それぞれ部隊毎に着席し、同僚の被表彰者へ大きな声援をし、所属する部隊から「The Best of Bests」 が選ばれると、応援団のように一斉に大きな声を張り上げたり、スプーンでテーブルを叩き、ホーンを鳴らしたりと大変賑やかなものでした。 前述の部門の他、儀仗隊の優秀隊員、米国人シビリアン優秀者、日本人従業員優秀者並びに優秀配偶者に対する賞もありました。第35戦闘航空団の各部門の「The Best of Bests」は上級部隊の「The Best of Bests」に推薦されるとのことでした。終わりに基地司令のリュー准将がJAAGA に対する感謝の意を表明するとともに、この表彰祝賀会の直前に基地内視察時、各所を訪問したが各々の場所で各自がしっかりと勤務しているのを見て感銘した。今回表彰を受けた人達のみでなく全員を表彰したい」と挨拶をされたのが非常に印象的でした。(小沢三沢支部長記)

所  属 氏  名 功  績
米空軍
第35戦闘航団
第35保全中隊
空軍大尉
マーシュ W.ギブソン
 米空軍第35戦闘航空団第35保全中隊の教育・訓練担当将校として、陸上自衛隊員と米保全軍兵員による統合部隊編成への道を開拓し、もって三沢航空基地の防護能力の強化に多大な貢献をした。また、三沢空軍基地における最初の陸上自衛隊第9師団隊員の基地防衛実習任務に際しては、計画立案段階から積極的に活躍する一方、在日米軍と陸上自衛隊間の最初の合意協定の締結に向け奔走し、同基地防衛実習実現への原動力として、欠くべからざる役割を果たした。
航空自衛隊
第3航空団
基地業務群
施設隊
准空尉
今川 徳治
 平成十五年度三沢基地准曹会会長として、日米交流を積極的に推進し会員相互の融和団結を図る等 日米の相互理解、関係の強化に尽力した。特に各種の日米交流行事(基地綱引き大会 米空軍三沢基地研修及びダイニング・アウト(夕食会)等)においては 米空軍第三五戦闘航空団日米交流担当者との調整を綿密に実施し空自准曹士隊員と米空軍下士官及びその家族等との親睦に貢献した。

  
 

平成16年度日米優秀隊員表彰(三沢基地)