5月19日(火)、第5空軍司令官兼在日米軍司令官サルバトーレ・アンジェレラ中将(Lt. Gen. Salvatore A. Angelella)を横田基地の執務室に訪問し、外薗会長からJAAGA名誉会員への就任を要請し、快諾された。上田副会長、阪東理事、秦理事、山崎理事、木村(和)理事が同行した。
 冒頭司令官から、基地内ハイスクールの地鎮祭にたった今出席してきたこと、コーニッシュ准将(Brig. Gen. Barry R. Cornish)をJAAGAの講師に招いてもらい感謝していることに加え、前週の三沢における最終フライトの状況、前夜の叙勲レセプションの様子、退役後の活動予定等が次々と精力的に話された。
 頃合いを見計らって外薗会長が、「アンジェレラ司令官にJAAGAの名誉会員を委嘱したい」と要請したところ、アンジェレラ司令官は、「喜んでお引き受けしたい」と快諾され、会長から委嘱記念の盾を司令官に贈呈した。また、「会則を改正し、太平洋空軍司令官経験者にも名誉会員を要請することとした」と伝えたところ、司令官から賛同と歓迎の意が述べられた。
 その後も、6月5日に指揮権を移譲するが退役は8月1日であり、退役までの間は「mandatory vacation」とでもいうべき期間で家族サービスに努める予定であることを、具体的な計画とともにユーモアを交えて話された。5回に亘る日本勤務については、5空軍司令官の副官の頃、まさか自分が司令官になるとは思いもしなかったことや、中佐、准将、少将、中将へ昇任したのは全て日本であったことを含め、日本への格別の思いが語られた。また、8月1日の退役時に米国でセレモニーを行うかとの質問に対し、多くの友人が居る日本でのセレモニーで十分だとマルシ夫人(Mrs. Marci Angelella)とも話していると応じられた。最後に、委嘱記念の盾は、引っ越し荷物に入れるのではなく、直接米国の新居に郵送し、すぐさま飾るつもりであることが披露され、名誉会員委嘱行事は和やかに終了した。  (木村(和)理事記)

 

アンジェレラ中将が名誉会員に