来る6月5日、在日米軍兼第5空軍司令官 アンジェレラ空軍中将は、その職務を終了する予定である。5月18日、約3年にわたる同司令官の功績に対し、日本国から旭日大綬章が授与されるとともに、アンジェレラ司令官の叙勲をお祝いする祝賀レセプションがホテル・ニューオオタニで実施された。
 レセプションは、統幕長と空幕長の共催により実施され、日本側からは中谷防衛大臣、左藤防衛副大臣、西次官のほか、統幕及び空幕の各副長、部長等が、また部隊から航空総隊司令官、航空教育集団司令官、航空支援集団司令官が、米軍側からは在日米軍及び第5空軍の各副司令官及び部長等が、そしてJAAGAからは外薗会長、菊川副会長他の参加があり、総勢100名余の規模で盛大に実施された。
 アンジェレラ司令官に対する旭日大綬章の伝達は、レセプション会場において中谷大臣から行われ、日米参加者から大きな拍手が送られた。アンジェレラ司令官からは、5回目となる今回の勤務を含め、多くの日本の友人と共に仕事ができ、日本の防衛はもとよりアジア太平洋地域の安定に貢献できたことを誇りに感じている旨の挨拶があった。マーシ令夫人も、日本側の多くの令夫人と楽しく歓談され、同夫人が日米夫人の各会で積極的に活動され大きな成果を残されたことが容易に推察できた。
 日米の主要幹部が集うなか盛大に行われた叙勲祝賀レセプションは、統幕副長の乾杯により成功裏に終了した。(中島理事記)

 

在日米軍兼第5空軍司令官アンジェレラ 空軍中将
叙勲祝賀レセプション