3月18日(日)15:00〜17:15の間、横田基地オフィサーズ・クラブで、急きょ退官が決まったフェザー横田基地司令の送別会が行われた。第374空輸航空団の主催で、基地周辺友好クラブ、周辺自治体及び官公庁関係者等が招かれ、航空自衛隊からは國分入間基地司令、日吉府中基地司令ほかクウェートでの同時期勤務者等が参加されていた。JAAGAからは、阪東理事、新井理事、源理事、石川会員が参加した。 今年の横田基地・友好クラブ合同新年会でのメンバーとほぼ同じであり、顔見知りの方が多く、和やかな雰囲気での送別会となった。1時間半ほどの懇談の後、基地周辺友好クラブを始めとして各団体からの記念品の贈呈があり、JAAGAからも個人的なものであったが阪東理事が代表して記念のパネル(武者絵)を贈った。 最後に、フェザー大佐から「お越し頂き感謝しています。突然の退官で驚かれているのではないかと思います」との切り出しで、「31年空軍に所属し、10年ほど前から人生設計、退官の機会を考えており、日本で勤務できた今がその時であると決心しました。2年の勤務が経つ5月前に日本を離れることになりました。8月までは、現副司令のナイト大佐に基地司令としてリーダシップをとってもらうことになります。 妻ナンシーとともに日本に来させて頂いて本当に感謝しています。皆さんと親しく付き合えたことは我々の名誉です。友好クラブ、周辺市町、JAAGA、自衛隊、警察、消防の皆様には大変感謝しています。一人ひとりが担っている責任は重要です。日米の二国間ほど重要な役割を担っているのは他にはないのではないかと、思っています。 我々の故郷は勤務した場所であり、日本は我々の故郷なのです。去った後も、私たちのハートの一部は日本に置いています。別れがなければ新たな出会いはありません。皆さんとの友情を心の中に画いてこれから生きていきます。また会えることを期待しています。必ずや会う機会があると確信しています」旨のお別れの挨拶があった。 ご夫妻との別れを惜しんで我々は基地を後にした。なお、離日は3月22日、アラスカで退官式の予定とのこと。  (源理事記)

 

フェザー横田基地司令送別会