6月29日(金)、第374空輸航空団司令官/米空軍横田基地司令の交代式が在日米軍/第5空軍司令官バートン M. フィールド中将を執行官として米空軍横田基地の第15格納庫で行われました。航空自衛隊からは航空総隊司令部等の横田基地移転に伴い、横田基地司令、航空総隊司令部副司令官・同幕僚長・同防衛部長並びに入間基地司令等が参加され、JAAGAからは橋理事・新井理事が参加しました。式は日米国歌のアカペラ独唱に始まり、フィールド中将から、離任されるウイリアム M. ナイト大佐の横田基地副司令及び基地司令としての実績とリーダシップに対する賞賛と後任のマーク R. アウグスト大佐への激励の挨拶がありました。その後ナイト大佐に対し勲章が授与されました。ナイト大佐の離任の挨拶は、ご自身が直接係った東日本大震災後の“ともだち作戦”を通じての日米の絆に関する言及が多くありました。ナイト大佐の挨拶を聞きながら、在日米空軍に対する感謝の念を改めて感じた次第です。指揮官旗の引継ぎによる指揮権継承の儀式が執り行われました。引き続きアウグスト大佐の着任の挨拶があり、格納庫前に駐機した指揮官機のC-130にアウグスト大佐の名札が付け替えられ無事式典が終了しました。式典の後、将校クラブにてレセプションが行われ、新団司令官アウグスト大佐と親しくお話をすることができました。アウグスト大佐は飛行時間3000時間以上を有するC-130の上級操縦士で、ご家族は、奥様と男2名・女2名の4人のお子さんです。お子さん方は是非来たかった日本に来られてとても嬉しいとの事でした。アウグスト大佐はご家族共々に米空軍横田基地司令として活躍される事でしょう。(新井理事記)

 

第374空輸航空団司令/米空軍横田基地司令交代
マーク R.アウグスト大佐着任