平成27年4月2日(木)、米空軍カデナ基地において第18航空団司令の交代式が行われ、JAAGAから木村貞夫会員が参加した。
 指揮権交代式は、第5空軍司令官アルバトーレ A. アンジェレラ中将主催により、米空軍の他、米海軍、海兵隊及び県内外からのゲストを向かえ執り行われた。
 アンジェレラ司令官は、「第18航空団の歴史の一つの章を締め括ったジェイムス B. ヘッカー准将からバリー R. コーニッシュ准将への指揮権交代という新たな章の開始に立ち会うことは私の名誉とするところである。」と述べ、更に「近年の最も妥当かつ強力な日米のパートナーシップの発展には日米双方の人的な献身と努力が要求されるが、カデナ空軍基地と18航空団はまさにその要求に応える重要な位置付けにある。この2年間、18航空団はヘッカー准将の卓越した統率の下、日本との同盟関係を強固に維持してきた。」とヘッカー准将へ労いの賛辞を送った。
 これに答え、ヘッカー准将は、「あまりに短期間の勤務で去り難い気持ちで一杯であるが、唯一の慰めはこの偉大な部隊を次のコーニッシュ准将へ引き継ぐことができることだ。」と挨拶した。
 その後、部隊旗を授与されたコーニッシュ准将は新たに『チーム・コーニッシュ』の一員になった兵士に向かって「私は、我々に与えられた重要な任務を遂行するために私は全身全霊をもって日々努力することを諸君に誓う。日米のパートナーシップ機能にとって緊要な時期に再び嘉手納に戻ることができ、米国のために貢献できることは私にとってとても名誉なことである。」と決意溢れる所信を述べた。
 コーニッシュ准将はF-15のパイロットで、2005年2月から2008年5月まで嘉手納基地において運用部長と第67飛行隊長の経験を有する。
 前司令のヘッカー准将(少将への昇任にセレクト)は、バージニア州ラングレー・ユースティス統合基地航空戦闘軍団(ACC)司令部の計画・企画・要求部長に転出した。(早坂理事記)

 

第18航空団司令にバリー R.コーニッシュ准将が着任