平成30年1月29日(月)に小野田理事長、中島理事、渡部理事が、13時から航空支援集団司令官山田真史空将を、15時15分から航空総隊司令部幕僚長浅井玲空将補を訪問し、グアムにおける日米豪共同訓練(CNG)及び日米豪人道支援・災害救援共同訓練(HA/DR (Humanitarian Assistance/ Disaster Relief)訓練)に参加する航空総隊及び航空支援集団の参加部隊を激励し、訓練の成功を祈念した。当日は日米共同統合指揮所演習の最中ではあったが、時間を割いて対応して頂いた。山田司令官及び浅井幕僚長からは「JAAGAからの激励に参加隊員を代表し心から感謝申し上げます」との感謝の意が表せられた。また、山田司令官からは、今回の訓練の展開支援のためC-2が航空輸送を行うので、その能力に期待したい旨のコメントがあった。また、浅井幕僚長からはCNGは具体的な訓練内容がより実戦的な方向に進化している等、今回は充実した訓練となっている旨のコメントがあった。  本訓練は、日米豪共同訓練による日米共同対処能力及び部隊の戦術技量の向上並びに人道支援・災害救援活動に係る米豪空軍との相互運用性の向上を目的とし、2月4日(日)〜3月11日(日)の期間(展開、撤収を含む)、アメリカ合衆国グアム島アンダーセン空軍基地、北マリアナ諸島サイパン島、テニアン島、ロタ島及びファラロン・デ・メディニラ空対地射場並びに同周辺空域において実施される。CNGは2月14日(火)〜3月2日(金)に、HA/DR訓練は2月11日(日)〜3月1日(木)にそれぞれ実施される。両訓練を通じ、航空総隊からは第8航空団(築城)、第9航空団(那覇)、航空救難団(入間)及び警戒航空隊(三沢)の人員360名、F-15J/DJ×8機、F-2A×6機、U-125A×2機及びE-2C×2機が参加、航空支援集団からは第1輸送航空隊(小牧)の100名、C-130H×2機及びKC-767×1機が参加する。CNGでは防空戦闘、えん護戦闘、戦闘機戦闘、空対地射爆撃、電子戦、空中給油、戦術空輸及び捜索の訓練が、HA/DR訓練では航空輸送、不整地離着陸、捜索、航空患者搬送及び飛行場応急措置訓練が実施される。(渡部理事記)

 

グアムにおける日米豪共同訓練等参加隊員を激励