平成28年1月14日(木)に森下理事長、中島理事及び早坂理事が午後13時10分から航空支援集団司令官小城真一空将を、同日15時30分から航空総隊司令官福江広明空将を訪問し、グアムにおける日米豪共同訓練及び日米豪人道支援・災害救援共同訓練に参加する航空総隊及び航空支援集団の参加部隊を激励(JAAGAからの激励品を手交)し、訓練の成功を祈念した。両司令官からは「JAAGAからの激励に参加隊員を代表し心から感謝申し上げます。激励の趣旨を参加指揮官に伝えるとともに、実りある訓練となるよう参加隊員一同大いに励むよう努めてまいりたいと思います」と感謝の意を表せられた。  本訓練は、日米豪軍共同訓練による日米共同対処能力及び部隊の戦術技量の向上並びに人道支援・災害救援活動に係る米豪軍との相互運用性の向上を目的とし、1月26日(火)〜3月8日(火)の期間(展開、撤収を含む)、米国グアム島アンダーセン空軍基地、北マリアナ諸島サイパン島、テニアン島、ロタ島及びファラロン・デ・メディニラ空対地射場並びに同周辺空域において実施される。グアムにおける日米豪共同訓練は2月10日(水)〜2月26日(金)、日米豪人道支援・災害救援共同訓練は2月10日(水)〜2月18日(木)、それぞれ実施される。両訓練を通じ、航空総隊からは第6航空団(小松)、第3航空団(三沢)、航空救難団(入間)及び警戒航空隊(三沢)の人員370名、F-15J/DJ×8機、F-2A×6機、U-125A×2機及びE-2C×2機が参加、航空支援集団からは第1輸送航空隊(小牧)及び航空機動衛生隊(小牧)の100名、C-130H×2機及びKC-767×2機が参加する。グアムにおける日米豪共同訓練では防空戦闘、えん護戦闘、戦闘機戦闘、空対地射爆撃、電子戦、空中給油、戦術空輸及び捜索の訓練が、日米豪人道支援・災害救援共同訓練では航空輸送、物料投下、不整地離着陸、捜索、航空患者搬送の訓練及び机上演習(Table Top Exercise)が実施される。(早坂理事記)

 

グアムにおける日米豪共同訓練参加隊員を激励