3月9日、10日の2日間JAAGA会員の三沢基地研修が行われた。研修は日米受け入れ部隊の誠意あふれる協力のおかげで、多くの成果を得るとともに日米の親睦を深める機会とすることができた。
 研修団は、団長に正会員・山崎剛美氏、副団長に法人賛助会員・関輝夫氏、同じく、個人賛助会員・長瀬正人氏のもと、三沢からの参加者1名を含め、正会員10名、賛助会員19名(法人9名、個人10名)及びJAAGA理事5名の合計34名で編成された。また、三沢支部から山本事務局長が夕食懇親会に参加した。
 第一日目は、航空自衛隊の研修が計画され、三沢基地概況説明、航空機研修、三沢基地主要幹部との会食(基地幹部食堂での体験喫食)及び北部航空方面隊司令官の講話が実施された。また、研修団長及び副団長が北部航空方面隊司令官 城殿保空将、第3航空団兼三沢基地司令 今城弘治空将補及び第35戦闘航空団司令兼米軍三沢基地司令 スコット・ジョーブ大佐を表敬訪問し、日頃のJAAGAの活動に対する協力支援及び本研修の受け入れに対する感謝の意を伝えた。
 夕食には、日米の主要幹部等を招待し、米軍基地クラブにおいてJAAGA主催夕食懇親会を開催した。懇親会終了後は米軍基地内の宿泊施設(三沢INN)に泊まり第一日目を終えた。
 第二日目は、米空軍の研修が計画され、米軍基地クラブにおいて朝食をとった後、概況説明、F-16戦闘機とその装備品、AFN放送局及び弾薬作業所施設等を研修した。終了後、米軍基地クラブで昼食のハンバーガーを楽しみ、空自基地売店に立ち寄ってお土産購入後、C-1輸送機にて空路、入間基地に戻った。
 終わりに、入間基地空輸ターミナルにおいて解団式を行った。山崎団長及び関、長瀬副団長から、「空自、米軍及び地域が一体となって三沢基地の運営に取り組んでいる実態とその絆の強さを感じることができた」等、所見及び研修の準備及び実行にあたり多大なるご支援をいただいた日米受け入れ部隊関係者と参加者のお力添えと協力に謝辞が延べられた。研修団は多大な成果を収めて解散した。
 今回、個人賛助会員で初参加の中村由美子様から新鮮でアットホームな所見を寄稿していただき、掲載させていただきました。研修の雰囲気を感じ取っていただけると思います。中村様には寄稿依頼を快く引き受けていただきありがとうございました。
 (福永理事記)

 

平成28年度 JAAGA会員の三沢基地研修