平成28年2月25日(木)、26日(金)の2日間、JAAGA会員による米空軍嘉手納基地及び航空自衛隊那覇基地の研修が行われた。研修団は、正会員の秦啓次郎氏を研修団長、法人賛助会員の西山利幸氏を研修副団長とする正会員5名、賛助会員24名(法人12名、個人12名)及びJAAGA理事5名(平田、藤田、伊藤、池田、木村(和))の総勢34名で結成され、1日目の夕食懇親会には、地元沖縄支部から石津支部長及び木村事務局長も加わった。
 日米の主要指揮官から地域の情勢、部隊の運用、指揮統率等の話を直接聴き、現場で任務に当たる隊員の姿を目の当たりにし、参加者一人一人が南西域における防衛任務の現状と意義を実感するとともに、JAAGA会員としてこれからも見聞を広め日米現役を応援していく気概を新たにした、実り多い研修であった。
 集合・解散地である入間基地、研修先の那覇基地、嘉手納基地の何れにおいても、管理事項を含めて万全の体制で研修団を受け入れ随所に細やかな気配りをしていただいたことに、改めて感謝申し上げる。

【 1日目(2月25日(木))
09:10 入間基地発 12:50 那覇基地着
 前夜来の降雪による家屋・車の屋根の積雪は稲荷山公園駅に近づくにつれて度合いを増し、入間基地は、さながら春先間近の雪国の様であった。そんな中、0715頃から逐次参加者が稲荷山門に集まり始め、入間基地の隊員も寒い中人員掌握にあたってくれ、定刻5分前の0745には全員が集合し、基地車両の支援を受けて空輸ターミナルに移動した。中部航空方面隊司令官平本正法空将、中部航空警戒管制団司令兼入間基地司令山本祐一空将補、第2輸送航空隊司令高垣康二1空佐の同席と多くの隊員の温かいもてなしの中、0800から結団式が、理事紹介、研修団長・副団長挨拶、各参加者挨拶の順に行われ、認識票を受領した後国旗掲揚を迎え、参加者一同の気持ちが一気に引き締まった。0850、特別便C-1型輸送機13号機に搭乗し、0910離陸、一路那覇基地へと向かった。今回の体験搭乗は予定飛行時間3時間20分の長丁場であり多くの参加者にとってトイレは心配であったが、出発前に高垣2輸空隊司令から頂いた「C-1は雪下ろししました。トイレが心配なら暖かくしておきます。」との配慮が心強かった。離陸後30分が過ぎた頃、機長の計らいによって、一人ずつコックピットを見学できた。その後、読書する人、目を閉じて休息する人等様々であり、一時的に気流の乱れがあった以外飛行は安定しており、1250那覇基地に到着した。那覇空港離発着機の混雑により予定より飛行が20分長引いたにも拘わらず、誰一人として機内の簡易トイレのお世話になる人はいなかった。
 南西航空混成団司令部幕僚長湯瀬邦彦1空佐と同総務部長千秋進1空佐の出迎えを受け那覇基地に到着した後は、基地側の手際よい対応により、速やかにバスに乗車し、司令部庁舎で無事トイレに駆け込み、1310、南西航空混成団司令荒木淳一空将、第9航空団司令兼那覇基地司令川波清明空将補、那覇基地各部隊長等の出迎えを受け会食場に入った。「めんそーれ、はいさい、沖縄研修ようこそ」のアナウンスに続き、荒木南混団司令から1月31日の9空団新編を含む沖縄の状況、嘉手納基地との良好な関係、JAAGAへの謝意等を含む歓迎の挨拶があった後、空自主要幹部との会食が始まった。卓上には参加者一人一人の名札が置かれ、空自幹部の話題提供等ホスピタリティー溢れる対応により、20分程度の短時間であったが、和やかな雰囲気の中、部隊食に舌鼓を打った。

13:50~14:30 那覇基地司令概況説明、南混団司令講話
 昼食後バスで司令部庁舎に移動し那覇基地での研修に入ったが、到着の遅れにより既に計画よりも40分近くのビハインドだったため、表敬を短時間で切り上げ、講堂に移動した。
 1350から川波基地司令による那覇基地概況説明が行われた。空幕広報室長時代の「空飛ぶ広報室」にまつわるエピソードや、初めての部隊であった304飛行隊がこの度9空団に編成されたのは何かの縁かもしれないとの自己紹介に続き、那覇基地の概要、使用区分、沿革、基地所在部隊等、その他(地元との連携)・日米共同等、緊急発進の概要(増加傾向にある対応の6割が南混団である旨を含む)等が、精力的に話された。9空団新編による変化についての会員の質問にも端的に答えた上で、30分の予定を10分程度に切り詰めて南混団司令の時間を確保した臨機の対応は、最前線の部隊指揮官らしい即応性に溢れたものだった。
 引き続き荒木南混団司令から、「南西域における最近の情勢」の表題で、南混団についてその名称の意味を含めて紹介があった後、周辺国の情勢・動向、平成24年9月11日の尖閣国有化以降の南西域の情勢について、現場最前線での見方を交えた講話がなされた。最後に、航空活動が広域化・複合化・多様化する中で、付け入る隙を与えない万全の対応と南西域における体制整備を着実に進めることによって、南混団は「南西域の護りの要」としての責務を完遂していく旨、及び、精強化を追求し南混団を更に飛躍させる好機にある、との力強い思いが披露され、一同航空自衛隊に対する感謝の念と信頼感を強くした。

14:40~15:30 那覇基地→嘉手納基地
 空自車両で高速道路経由、嘉手納基地に移動した。嘉手納第1ゲートの入門手続きは、JAAGA研修団のために事前審査に基づき現場手続きを簡略化するという基地司令の配慮により、極めて短時間かつスムーズであった。また、道中案内してくれた南混団総務課幹部が各自の荷物の米軍車両への積み替えの労を担ってくれたおかげで、我々の研修時間が最大限確保された。また、嘉手納基地滞在中を通して基地広報局渉外部員(部長、渉外官)等が案内、通訳等の便宜を図ってくれた。

1540~1645 第18航空団司令ミッション・ブリーフィング
 1535、第18航空団司令兼嘉手納基地司令Brig Gen Barry R. Cornishの出迎えを受け、司令部庁舎内ブリーフィング場に入ると、一人一人に研修資料が手渡された。  1540からCornish団司令の歓迎挨拶と嘉手納基地勤務2回目である旨を含む自己紹介があり、引き続いて団司令自らによって、第18航空団の概要として、歴史(米空軍の中でも唯一、創設以来米本土に配置された事のないユニークな部隊)、変遷(18戦闘航空団→18戦闘爆撃航空団→18戦術戦闘航空団→18航空団)、太平洋地域の要石としての重要性、訓練空域、戦略的影響力、人道支援・災害救助活動、国連軍後方部隊としての位置づけ(司令部庁舎前に国連旗を掲揚)、太平洋空軍の戦略、18航空団「Shoguns」の任務・編成・装備・施設、所在部隊、地元との関係等について、30分以上に及ぶ説明がなされた。一同熱心に聴講するとともに、嘉手納基地は45㎢もの地積を有し、日本の三沢基地、横田基地、韓国の烏山(オーサン)基地、群山(クンサン)基地がすっぽり入る大きさであるとの説明にはどよめきが起こった。「嘉手納におけるスペシャル・オリンピックスは、900人のアスリートとその2倍近くのボランティアが集い米本土に次ぐ規模である。」との説明には、空自からも連合准曹会那覇支部の上級空曹を中心とする多くの隊員・家族が毎年ボランティアとして参加していることと相俟って、JAAGAとして引き続き同イベントを支援する意欲をかき立てられた。
 続く質疑応答は時間の関係で4名のみとなったが、部隊運用、基地の特性、指揮統率、地元との関係、部隊間交流等の質問に対し、20分間に渡り、丁寧に答えられた。その中でも、沖縄の基地を巡る様々な議論についての「民主主義国として自由な発言が許され健全な議論が交わされている事は良い事であり、丁寧に我々の活動を説明していきたい。」との考えや、任務遂行上の留意事項として、本土を離れて緊張感の中で勤務する隊員・家族に心を砕いていることが、米空軍の指揮官としての気概を強く印象づけるものであった。
 最後にCornish団司令から、研修団に対する謝意とともに、「皆さんの支援が大切であり、我々について理解してくれたことを皆さんからいろんな人に話してもらえるとありがたい。」旨の希望が述べられた。また宮脇正会員からお礼の言葉が述べられた。全体を通して、Cornish団司令の任務に対する責任感、部下隊員に対する思い、地元沖縄・空自・日本に対する信頼と敬意が滲み出た、貴重な時間であった。  終了後庁舎前で、3本のポールにはためく日米両国の国旗、国連旗をバックにCornish団司令と研修団全員で記念写真を撮り、米軍車両で約15分の所にある宿舎「Shogun Inn」に移動し、チェックインの後、しばらく休憩した。
 居室には、Cornish団司令から各研修者宛の歓迎レターと記念のメダル、飲料水が置かれており、枕元の電話のディスプレイにも「Welcome, Dear 〇〇〇〇」と研修者への歓迎メッセージが表示されている等、ホスピタリティーを感じた。備品はアイロンや家族で生活できるような台所用品まであり、歯磨き、ひげ剃り、ドライヤー、室内履き、寝間着といった個人で準備できるもの以外は殆ど揃っていた。ロビーの自販機が、スナック菓子は米ドル、飲み物は日本円仕様になっていたのは、日本にある米軍基地ならではの面白さであろう。

18:30~2025 夕食懇親会(18:00カクテル・ドリンク)  
 1750宿舎ロビーに集合し、徒歩でオフィサーズ・クラブに向かった。既に会場内のオープン・バーは開設されており、カウンターに向かう列を経て各人思い思いの飲み物を片手に、米軍人、空自主要幹部を交えた話の輪が随所に広がり、徐々に打ち解けた雰囲気が醸し出されてきた。
 そして定刻の1830となり、JAAGAの藤田理事と18航空団広報局・局長代理の1st Lt Angelica Eppersonの司会進行により、JAAGA主催の夕食懇親会が始まった。まず、米軍参加者として18航空団8名(Cornish団司令、副司令 Col Christopher Amrhein、最先任上級曹長CMSgt Charles Hoffman、運用群司令Col David Mineau、整備群司令Col Timothy Burke、任務支援群司令Col Debra Lovette、施設群司令Col Dwayne Robison、医療群司令Col James Lasswell)及び第353特殊作戦群司令Col William Freemanの計9名が、続いて空自参加者5名(荒木南混団司令、川波那覇基地司令、湯瀬南混団司令部幕僚長、南混団准曹士先任荻野浩幸准空尉、9空団兼那覇基地准曹士先任小川和男准空尉)が、そして最後にJAAGA主要メンバーとして、秦研修団長、西山研修副団長、平田理事、石津沖縄支部長、木村沖縄支部事務局長が紹介された。
 引き続き、主催者を代表して秦研修団長から「私はマイクを使わない。」と宣言した上で歓迎の挨拶があり、続いて米軍を代表してCornish団司令から「私はマイクを使う。」と笑いを誘いながら、2月12日に那覇基地で行われたJAAGA表彰式で表彰された日米隊員に言及しつつ、JAAGAの支援に対する謝意が述べられたとともに、「翌朝は装備品のみならず我が隊員達(Great Airmen)もよく見てほしい。」との希望が表明された。
 1850過ぎからいよいよ食事の時間となった。とは言え、当日はビュッフェ・スタイルであり、ヘッド・テーブルから順番に各自お皿に料理を盛る手順となっていたので、最後のテーブルのグループが料理にありつけたのは1910頃となり、それまでにすっかり舌ならぬ鼻が肥えたようであった。カクテル・タイムから漂っていた打ち解けた雰囲気は食事とともに更に盛り上がり、各テーブルは賑やかで笑いが絶えず、何れの参加者も、話すか食べるかで、常に口が動いていた。
 そして、雰囲気が最高潮に達してきた2000頃、Cornish団司令の配慮により、スペシャル・ゲストとして琉球大学・琉球芸能研究クラブのメンバー7名が三線、太鼓、琉球笛を手に登場した。彼らの多くは沖縄県外から入学し沖縄芸能に興味を持ち稽古に励んでいる学生である。一人ずつ出身県とともに紹介された後、沖縄の伝統的な曲から「島唄」等の比較的新しい曲まで4曲が歌い演奏された。オフィサーズ・クラブの従業員も、仕事の手を休め会場内の後ろの方で見学していた。4曲目の「おじー自慢のオリオンビール」が終わり、アンコールでもう1曲披露された後の2015頃、Cornish団司令が飛び入りで、「先ほどのは酒に関する曲だと思うが、秦研修団長と荒木南混団司令が完璧に歌詞を諳んじていたのは驚きだ。」と笑いを呼んだ後、琉球大学のメンバーに感謝の意を伝え、全員の大拍手で学生達を見送った。
 最後に理事を代表して平田理事が、JAAGA20周年に言及しつつ、琉球大学のゲスト、空自・米空軍の支援に対する感謝の言葉を述べ、2025閉会した。賛助会員からは「こんなに中身の濃い研修とは思わなかった。」との声も聞かれた。
 その後も3分の2程度の会員・米軍人の有志は、オフィサーズ・クラブ内のバーに移動し、アメリカの雰囲気そのものの中で、懇親の場を楽しんだ。2035頃オフィサーズ・クラブ玄関前で、大勢のラフな姿の一群が大音量で音楽をかけ叫んでいるので、何事かと尋ねてみると、「All Military Spouses Dining-In, Race」と、ニコニコしながら答えてくれた。軍人の配偶者が知力・体力を駆使したレースを行い、オフィサーズ・クラブにゴールするという、部隊団結を兼ねた粋な計らいらしい。2145にお開きにした後も遅くまで歌い飲んだ人がいるとの噂もあるが、JAAGAの関知するところではない。

【2日目(2月25日(水))
 0645に宿舎ロビーに集合し、米軍が用意してくれた荷物用トラックに貴重品以外を預け、0650、バスで朝食会場「Tee House」に向かった。0700の我々の到着とほぼ同じタイミングでフライト・スーツ姿のCornish団司令が合流し、飛行場が一部臨める開放的なホールでビュッフェ形式の朝食を摂った。自由席での1時間近いゆったりとした時間であり、離陸していくF-22を遠くに見る機会も得た。

08:10 嘉手納基地研修(運用群司令ブリーフィング、航空機見学)
 バスで空中給油部隊の講堂に移動し0810から、前日夕食を共にしたMineau運用群司令のブリーフィングを受けた。Cornish団司令も同席の下、運用群が所掌する任務、編成・装備、人員等について、「トモダチ作戦では18航空団が空軍の中心的役割を果たした。」等の実例を挙げながらの若々しさ溢れる話しであった。部下指揮上の重視事項に関する質問に対して、隊員の生活のバランス、及び、各種制約がある中で任務を全うするため装備品を最新の状態で長期間使えるよう準備することが大切との考えが示された。また、空自パイロットの技量に関する質問に対する「平成21年に初めて沖縄で勤務して以降のみを見ても、格段に技量が向上している。」との結論は、沖縄、訓練移転先、国外、それぞれにおける空自との共同訓練の場での自身の経験を論拠としており、説得力あるものだった。
 0855頃から格納庫地区において、KC-135型空中給油機、HH-60型救難ヘリコプター、F-15型戦闘機の実機を、3グループに分かれて見学し、それぞれ中尉~大尉の搭乗員から説明を受けた。KC-135は機内の装備について丁寧な説明がなされ、腹ばいになってブーム・オペレーターの体験をする人もいた。1機で自動車38年分の燃料を搭載できるとの例示は、いかにも米国らしい。HH-60は戦闘状況下で人員救助を行うため、機銃や自己防御装置を搭載しており、説明にあたった中隊唯一の女性パイロットは、数ヶ月先に実任務に派遣されると意気揚々と話してくれた。F-15はパイロットが行う外観点検の順序に沿って説明がなされた。操縦席左に描かれた2つの撃墜マーク(撃墜機種名入り)と動翼へのパッチ充て修理等から、実際に戦闘に参加した機体であることが読み取れた。
 説明にあたる搭乗員の熱意もさることながら、研修者の質問も活発であった。

1030~1110 嘉手納基地→那覇基地
 1時間弱の研修時間はあっという間に経ち、集合写真を撮った後1000頃、バスで司令部庁舎に移動し、出発準備を行った。Cornish団司令と記念撮影をする姿も多く見られた。空自バスに乗り換え1025頃那覇基地へ向け出発する際に、Cornish団司令がバスに乗り込み、「嘉手納に来てくれてありがとう。皆さんのご支援が大切です。」と重ねて我々に対する感謝と期待が表明されたことが印象的である。

1110~1245 那覇基地研修(施設部隊訓練見学、航空機見学)
 那覇基地に到着後、当初の予定には無かった事であるが、部隊側の好意によって、当日始まった日米施設部隊の合同訓練を15分弱の短時間であったが見学することができた。訓練場に着いたバスの中で南混団装備部長鈴木武則1空佐、Robison第18施設群司令、南西航空施設隊司令長田司2空佐から順次説明を受けた後、機動バリヤ(航空機着陸拘束装置)の訓練状況を見学した。また、先日JAAGA表彰を受けCornish団司令からも前夜紹介のあった南施隊高間宗仁曹長から、車中で挨拶があった。
 1130に食堂に到着し、研修団のみで那覇基地の金曜日メニューであるカレーを味わった。1215までに、昼食、那覇基地最後の用便、土産購入を済ませなければならないため、各人かなり急いで食べたようである。
 土産購入後は、基地の隊員がカウンターを設け、土産のビニール袋の口をテープで止め、マジックで名前を書き、容易に識別できるよう措置してくれた。
 そしていよいよ最後の研修。バスで飛行格納庫に移動し、荒木南混団司令、川波基地司令の出迎え・立会の下、9空団飛行群司令徳重広為智1空佐の説明も受けつつ、204飛行隊のF-15を見学した。最後に機体をバックに全員で記念写真を撮り、全ての研修日程が終了し、荒木南混団司令、川波基地司令の見送りを受けて、バスで帰りの機体へと向かった。

1305 那覇基地発 15:30 入間基地着
 那覇基地を離れる直前まで航空機見学ができたのは、偏に空自側の配慮による。搭乗手続きをバスの車内で行い、その間にバスの荷物室に収めてある各人の荷物を、係の隊員がバスからC-1に向かう動線に沿って一列に並べてくれていた。F-15を見学した何と5分後には、全員がC-1に搭乗完了していた。そして、それら一連の行動を、千秋南混団総務部長が、最後まで見届けてくれていた。
 1305那覇基地を飛び立ち、1530入間基地に到着。出発時と同様、平本中空司令官、山本基地司令、高垣2輸空隊司令の出迎え、同席を得て、1545から入間空輸ターミナル内で解団式が行われた。秦研修団長、西山研修副団長から所見、平田理事から挨拶がそれぞれ手短に行われた。西山副団長の「皆さんと楽しくやれた。米軍基地の大きさに驚き、部隊指揮官と話し、JAAGAに対する期待が大きいことが分かった。今後もJAAGAの一員として日米友好に努めていきたい。」との所感は、おそらく参加者全員が共有するものであろう。
 本研修の全日程を無事に終了し、再び入間基地の車両支援を受け、1555空輸ターミナルを出発し、1600稲荷山門にて私有車組は流れ解散、電車組は1605稲荷山公園駅にて解散し、それぞれ家路についた。雪はなくなっていた。 (木村(和)理事記)

※ 5名の方(上出雅彦氏木村隆尋氏清水一平氏シンプソン桂子氏竹花勉氏)から、所感文を頂いた。  

     

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平成27年度 JAAGA会員の那覇・嘉手納研修