1月29日(水)午後、小川理事長、及び長島、渡部理事が航空支援集団司令官半澤隆彦空将を訪れ、グアムにおける日米豪共同訓練及び日米豪人道支援・災害救援共同訓練に参加する航空支援集団の部隊を激励(激励品の手交)し、訓練の成功を祈念した。半澤司令官からは、「本共同訓練に対するJAAGAからのご支援に感謝します。特に、環太平洋地域の人道支援は、先般のフィリピンにおける国際緊急援助活動では、レイテ島というかつての激戦地において現地の人々に非常に温かく迎えられた事が隊員にとって大変感慨深かったと聞いており、本共同訓練に参加する隊員の士気も非常に高いものと認識しております。激励の趣旨を部隊指揮官にしっかりと伝え、隊員の更なる士気高揚に努めさせていただきます」と感謝の意が表せられた。  日米豪人道支援・災害救援共同訓練はグアムにおける日米豪共同訓練の一環として昨年度から開始されたところ、本年度からは別訓練の枠組みで実施される。訓練期間は展開・撤収を含み1月28日(火)〜3月13日(木)、現地における共同訓練参加は2月12日(水)〜28日(金)(うち、日米豪人道支援・災害救援共同訓練は2月16日(日)〜2月19日(水))となっている。今年度は、航空支援集団からは、第1輸送航空隊の人員97名(航空総隊隷下部隊を含めた総人員数は434名)、航空機C-130H×2機、KC-767×2機が参加し、米国グアム島アンダーセン空軍基地及び北マリアナ諸島テニアン島並びに同周辺空域等において、戦術空輸訓練(グアムにおける日米豪共同訓練)、航空輸送訓練、物料投下訓練、不整地離着陸訓練及び捜索訓練を行う。なお、航空総隊の航空機のグアムへの展開時には、KC-767により空中給油を行う。 (渡部理事記)

 

グアムにおける日米豪共同訓練を激励(航空支援集団)