1月23日(木)午後、小川理事長、及び長島、杉山理事が航空総隊司令官中島邦祐空将を訪れ、グアムにおいて日米豪共同訓練に参加する航空総隊を激励(激励品を手交)し、訓練の成功を祈念した。今回の訓練は展開・撤収を含み1月28日(火)〜3月13日(木)、現地における航空総隊の共同訓練参加は2月12日(水)〜28日(金)の期間で行われる予定である。 航空総隊からは、第8航空団、第83航空隊及び警戒航空隊の人員337名(支援集団隷下部隊を含めた総人員数は434名)、航空機F−2A×8機、F−15J/DJ×6機、E−2C×3機が参加し、米国グアム島アンダーセン空軍基地及びファラロン・デ・メディニラ空対地射場並びに同周辺空域等において、防空戦闘訓練、えん護戦闘訓練、対戦闘機戦闘訓練、空対地射爆撃訓練、電子戦訓練及び空中給油訓練等を実施する。なお、航空支援集団が主体となり日米豪人道支援・災害救援共同訓練も実施される。 中島司令官からは、「本共同訓練に対するJAAGAからのご支援に感謝します。南西域での実任務は続いていますが、空自の60年に亘る諸先輩の気概と伝統を受け継ぎつつ練成に励んでいく所存です。このような状況にあっても、共同訓練に参加する隊員の士気は非常に高いものと認識しており、この激励品を部隊指揮官にしっかりと伝え、隊員の更なる士気高揚に努めさせていただきます。」と感謝の意が表せられた。 激励品手交後、小川理事長から今後のJAGGA活動の概要説明があり、中島司令官からは、「横田基地における日米両司令部の連携は極めて円滑になされており、太平洋空軍司令部との緊密な連携も日々深化しています。JAAGA会員の方々にも、米空軍との交流を通じて、その緊密度を感じていただいていることでしょう」との話があった。(杉山理事記)

 

グアムにおける日米豪共同訓練を激励(航空総隊)