8月18日(土)、19日(日)の二日間にわたり開催された。米軍機は一時的に嘉手納基地に配備されているF-22ステルス戦闘機をはじめ、F-15、F-16、A-10、FA-18、C-17、C-130H、C-12J、HH-60、UH-1等々、自衛隊からはF-15、F-2、RF-4、U-4、T-4、E-2C、C-1、P-3C、AH-1等々、また韓国から飛来したU-2偵察機のデモ飛行も加わって賑やかさを醸し出していた。18日(土)の午後には、航空機格納庫に設営された会場において第374空輸航空団司令主催のレセプションが催された。基地司令オーガスト大佐ご夫妻が招待者それぞれを丁寧に出迎えておられるのが印象に残った。アンジェレラ第5空軍司令官も開宴から顔を出されていて、旧知のみならず新しい親交も深めておられた。勿論、今年からは航空総隊司令官、副司令官、幕僚長、防衛部長、横田基地司令、府中基地司令、1補立川支処長のお顔がうかがえた。
 「日頃の訓練成果の一端を展示できることが我々相互の信頼に繋がる」とのオーガスト大佐の挨拶と共に格納庫のドアがいっぱいに開かれ、しばらくして上空に進入してきた2機のC-130輸送機から在沖縄米陸軍部隊1個小隊29名の空の神兵?が舞い降りてきて会場の雰囲気を盛り上げた。
 生憎朝から小雨模様であったが午後には晴れ、米側、日本側共にそれぞれが「晴れ男」、「晴れ女」と威張れるお互いにHAPPYな日和になった。
 今年からチーム横田の一員となった航空自衛隊は、日吉基地司令をはじめ全隊員が友好祭の中の一つのイベントとして「納涼盆踊り」を企画し、友好祭を盛り上げた。格納庫横に盆踊り会場が設置され、18日(土)1750から十条基地所属の「よさこい十条燦舞隊」がオープニングを飾り、会場では友好祭に来られた市民、米軍及び航空自衛隊の隊員が一緒になり盆踊りを楽しんだ。また途中で百里基地エイサー部が沖縄の盆踊りであるエイサーを踊ったり、米軍横田基地の女性で構成されたTANABATAダンサーズの踊りが披露され大きな喝采を浴びていた。あっという間の2時間でした。 (阪東・桃木理事記)

 


横田基地フレンドシップ・フェスティバル 2012