JAAGA 様

 先日は、激励の品ありがとうございました。訓練実施部隊の士気の高揚と米国及び他国軍等との友好のために、大切に使わせて頂 きます。小牧基地からのKC767×2機により、総隊の訓練実施部隊をアイルソン基地へ、支援集団及び警空隊の訓練実施部隊をエレメンドルフ基地へ輸送しました。また、南回りのC-130Hは、昨日、全ての航空機が到着しました。24年度は、総隊及び支援集団併せて約310名の規模で、広大なアラスカの地において訓練を実施する予定です。米国の能力及び運用要領は、絶えず変化しており、共同訓練を通じてそれらを知ることは、今後の任務遂行に不可欠であり、また、厳しい訓練想定の中、日米の部隊が力を尽くして困難を乗り越えるところに、真の信頼が醸成されていくものと思っています。今回は、オーストラリア、ドイツ、ポーランド、NATO等が参加しています。2月にC-130Hの部隊でオーストラリアと防衛交流を実施したこともあり、すでに、一部の隊員の間で旧交を温めためたとも聞いています。各部隊の練度向上と米軍及び他国軍との信頼関係の構築という本訓練の重要性を深く認識し、多くの成果が得られるよう力を尽くしたいと思います。

                        訓練実施部隊指揮官  冨田1佐


レッド・フラッグ・アラスカ訓練部隊指揮官から礼状