12月12日(日)16時半から、米軍横田基地ケニーコート内の司令官官舎において、在日米軍司令官兼第5空軍司令官バートン・フィールド中将夫妻主催のオープン・ハウスが開催された。航空自衛隊主要幹部、基地周辺市町首長、JAAGAメンバーが主として招待された。航空幕僚監部から長島航空幕僚副長、各部長等、府中基地から岩ア航空総隊司令官、森下航空支援集団司令官、入間基地から渡邊中部航空方面隊司令官、秦航空開発実験集団司令官がそれぞれご夫妻で参加されていた。JAAGAからは、遠竹前会長、津曲会長、阪東、高橋(健二)、山本(隆)、桃木、源理事他会員が参加した。随所にクリスマス・ツリー、オーナメント等が飾られ、クリスマス・ソングが演奏されてクリスマス・ムードが溢れる中、第5空軍司令部各部長等、横田基地関係者を交え終始和やかな雰囲気で歓談が進んだ。 フィールド司令官から日本語で「本日は皆様に我が家にお越し頂き大変光栄に思います。どうも有難うございます」との挨拶があった後、「皆様とともにこのクリスマス・シーズンを過ごす機会を頂き、うれしく思っています。毎年この季節になると、素晴らしい国、友人、家族に恵まれ幸福な人生を送れることができたことを当然のこととして受け止めるのではなく、そのことに感謝しながら生きていこうと思いを新たにしています。日本に来て2ヶ月半経ちますが、この間に頂いた日本の皆様からの沢山の温かい歓迎とお持て成しに心から感謝しています。今日は皆様をご招待し、そのご厚情に少しでもお返しをしたいということで、この会を催しました。 今年は日米安保改定50周年の素晴らしい年に当たっています。70年前に日本と米国の二つの国、国民がどのような状態にあったかを考え、今日の日米同盟の環境、状態が非常に緊密で、お互いを必要としている関係を見たときに、ヒューマン・スピリットが素晴らしいものであるということを感じますし、そして70年前に敵対していた国が今はこのような形で存在していることを考えると、世界中で起こっている様々な問題に対してもある程度の希望を抱くことが出来ると感じています」とのスピーチがあった。 司令官が「素晴らしい季節に皆様とともに希望を祝いながら、ヒューマン・スピリットの強さにもお祝いしながら、日米両国、両国民の間の緊密な同盟に対して」と乾杯の音頭を取られ、「どうぞ良いお年をお迎えください」と締めくくられた。最後に、クリスマス・ソングを米軍人が披露し、「We wish you a Merry Christmas」を全員で合唱し、行事は終了となった。(源理事記)

 

フィールド中将主催のオープンハウス