レッドフラッグ・アラスカ10−1は、10月5日(月)〜10月16日(金)(展開撤収は9月23(水)〜10月23日(金))の間、米国アラスカ州アイルソン空軍基地及びエレメンドルフ空軍基地並びに同周辺空域・地域において日本、米国、NATO、タイが参加して実施されました。(モンゴル、インドネシア、スリランカ、チリからはオブザーバー要員が参加)
航空自衛隊からは第6航空団飛行群司令飯島1佐を指揮官として総員207名が訓練に参加し、第6航空団からF−15J/DJ型機6機、警戒航空隊からE―767型機1機、83航空隊から携SAM用追随訓練機材6セットをアラスカに展開させました。
今年度は、例年とは違った極寒の季節での運用とF−15J近代化改修機によるLINK−16を連接した訓練が特徴でした。米軍戦闘機部隊と共同による防空戦闘訓練及び基地防空訓練はほぼ計画通りに実施され、米空軍の対抗専門部隊であるアグッレサー飛行隊が対抗側を努め、多様な脅威レベルを模擬しLINK−16の有効性も含め高い訓練効果が得られました。
また、訓練や各種交流を通じた相互理解・信頼醸成に努め、当初の予想を超える成果をあげ、10月23日までに全隊員が無事に帰国しました。 JAAGAからいただいた激励品は、米国人を招いての懇親会及び訓練参加者の融和団結に活用させていただきました。ご支援ありがとうございました。
(演習参加部隊からの便り)