「レッドフラッグ・アラスカ08−3は、6月5日(木)〜6月20日(金)の間、 米国アラスカ州アイルソン空軍基地及びエレメンドルフ空軍基地並びに同周辺空域・地域において日本、米国、独、英及び韓国等が参加して実施された。(オランダ、インドからはオブザーバ要員が参加した。)航空自衛隊からは第2航空団飛行群司令岩本1佐を指揮官として第2航空団からF−15J/DJ型機6機、警戒航空隊からE−767型機1機、第3航空団から携SAM用追随訓練器材6セット参加人員指揮官以下約200名が参加した。天候にも恵まれ、米軍戦闘機部隊と共同による防空戦闘訓練及び基地防空訓練はほぼ計画通り実施された。今年度の訓練の特徴は、米空軍の対抗専門部隊であるアグレッサ飛行隊がすべて対抗側をつとめ、多様な脅威レベルを模擬し高い訓練効果が得られたことです。この間、訓練や各種交流を通じた相互理解・信頼醸成に努め、所期を超える成果をあげ、6月26日までに全隊員が無事に帰国した。JAAGAからの激励品は、訓練を視察された渡邊南混団副司令から訓練指揮官の岩本1佐に手渡され、米軍人を招いての懇親会等及び訓練参加者の融和団結に活用された。  (石黒理事記)

  

'08・レッド・フラッグ・アラスカ演習の参加状況